忘れ得ぬ食感


この時期、柿が旨い。
柿の食べ方も様々である。
もぎたてを食す。日を置いて食べる。干し柿にして食べる。完熟させて食べると柿は様々であるが、私は、もぎたての柿を皮を剥いて、しゃきしゃきと音を立てながら食べるを至上とする。音もさることながら、舌の上で転がす柿の何とも言えない食感を好む。甘柿でありながら、甘味の隠し味として渋みが混在する味は何とも言えないが、それよりも、私はもぎたての柿の食感が大好きである。

食感と言えば・・・
筍もどちらかと言えば食感で無かろうか。
外に何かあるかと・・・
こごみ、瓜や梨なども食感としての旬がある。

先月、奈良に研修に赴いた岐路、
名古屋駅で求めたピーナツのつまみを頂いたが
このピーナツは今まで味わったことのなかった食感であった。
サック!サック!と音を立てて、歯が恰も包丁の如くピーナツを斬る感触ではないか。一粒、又一粒と口に運んでは、私は今までにない食感を楽しんだ。

あれから、この一品を求めてスーパーに行っても、このピーナツには会えない。
名古屋駅のキヨスク限定なのだろうか。
もう一度口にしたい一品である・・・


2013/11/16記す