男なら やってみろ!


 寒の戻りなのでしょうか、それとも春寒料峭の言葉の如く春の立ち止まりなのでしょうか。信州は寒い毎日です。先日の雪は飯山に1.4mもの雪をもたらしたとか。北信は春が一気に遠のいてしまったと表現したほうが正確かもしれません。
 36年前、大学受験に失敗した僕は、お先真っ暗な毎日でした。「いったい俺はどうなっちゃんだ」と悶々とした毎日と、陽が周辺の山の縁を撫でながら一日が終わるような、晴れ晴れとしない日々でした。

 こんなときに、今振り返ると重要な役目をしてくれたのが、お袋でしたね。「男は泣いたらいかん。男はめそめそする暇があったら、挑む闘志を磨け。」と諭してくれました。あのとき、この母親があったから今があると思うのですが、母親とはどの家の母親も同じで、夫々の子どもにとっては最良の、最愛の人であることは、青春の彷徨をしている最中の本人には、その価値観が判らないものです。

 残念ながら、大学に落ちた諸君。悔しかったら、臥薪嘗胆、目標を定めて頑張らなくては、挫折を福に転じる秘策は、やはり継続しかないと僕は思います。きっと人生で元が取れるから、諦めないで頑張る!
 
2003/03/15 (土)