議員の発言を非難する前に


 議員は割の合わない職業である。先日の会合で同席したある委員が、この席上で、市民から負託された権限で議員活動をする議員に、議員の発言を「須坂の恥」と議員の会議等での権能行使を冒涜する発言を、ある場所でなされた事実がもたらされた。

 さて、この委員は、現下の議会の内情を熟知しておられるのだろうか。今までに議会を積極的に傍聴されたことがあられるのだろうか。合併問題に関する民意を如何様に取りまとめているのであろうか。

 会議に資格をもって臨んでおるならば、委員として堂々と発言されればいいことであり、あるいは、会議の場で「須坂の恥」と発言されるが筋であろう。会議の場は黙りこくっていて、リング外で、発言者を揶揄するとは如何様なものか。会議のルール違反であるまいか?
 
 はてはて、政務に熱を入れれば入れるほど、真摯に議員として発言をすればするほど、心無い市民は陰で酷評をする。民主主義とはほど遠い田舎町である。

2003/12/26 (金)