柿かじる 去年(こぞ)の味をぞ 偲びつつ   壽茶


佐藤壽三郎の議員活動報告詳報

ことぶき月報(No.169) 2012年10月号


終世書生気質:千曲のかなた をご覧下さい。



【須坂市議会9月定例会後の市政の動き 】

1.
陸砂利採取地跡での新学校給食センタ―の建設を断念!



 市教育委員会は、10月12日の総務文教委員会で、「新学校給食センタ―の建設候補地は建設地としてふさわしくない」とし、建設候補地を白紙撤回し別の場所を探す考えを示しました。

【本件の経緯と顛末について】
 8月28日の9月定例会招集日における議案上程において、小職は補正予算に計上された「学校給食センター施設整備事業に関して地質調査委託料600万円」について、補正予算上程の理由を質しました。以外にも理由は「陸砂利採取地であったことが判明したから」でした。即座に宅建取引業と行政書士を営んで来た私の経験からして、陸砂利採取跡地は用途によっても異なりますが、この土地の上に住宅等を建設することはタブーなことであり、況してや重量のある公共建物には不適切な土地であると言い切れます。そこで再度「陸砂利採取地であったこと自体、最早、学校給食センター施設地として馴染まない土地である認識はないのか」と質疑に及びました。これが今回の補正予算における争点の端緒です。

 教育委員会は9月18日開かれた予算決算特別委員会総務文教分科会における、「新須坂市学校給食センターの建設について」の審査で、「9月末の調査結果(当初予算で実施した調査結果)に基づき、専門家の意見を聞いて第一次の判断をし、その後の対応を検討する。ふさわしい候補地でないという判断となった場合、その時点で詳細な調査は行わない。従って予算の執行はない。」内容の文書を示しました。

 然し、提出された文書の文言で「ふさわしい候補地でないという判断」箇所が、極めて抽象的であいまいな表現の言い回しであり、具体的な条件等も明記された文言でないことから、小職は予算決算特別委員長として副委員長等と協議し、この提出された文書の文言の「用地決定協議における静的安全のスタンスと、条件不成就における解除条件付予算執行」を担保する意味で、9月25日の本会議に予算決算特別委員会の意思として、付帯決議を提出し議会として議決したものです。

 教育委員会が議会の付帯決議の意を解し、「候補地白紙」の英断に踏み切ったことは、大変勇気のいる選択であったと斟酌します。茲に改めて教育委員会の勇気ある決断を高く評価したいと思います。

 小職の経験上からの真摯な諫言が仮に大きな忠告成りえたとしても、「議員は決して功名を求めず、市民の負託に応えるために、只管(ひたすら)議員の役目のために忠実であるが本分」と思っております。寧ろ聞く耳をもった須坂市の姿勢が高く評価されるものと誇らしく感じます。


2.
【市長との懇談会において私が主張した須坂市の諸課題】


 平成24年10月29日、須坂市議会の4会派(新自由クラブ、無所属クラブ、須坂市民クラブ、共産党市議団)は、市長並びに教育長並びに部長間とで、4会派が行なった須坂市の平成23年度事業の評価と市長への具申と、市政全般に亘る市長への提言を内容とする懇談会を持ちました。本席上で私は次の提唱をしました。
 
1). 市長への提言内容
@ 百々川側河川古川の改修について。
◇提言理由:古川は機場施設を介さないで、大雨の時でも百々川更に千曲川に流れ込むことができる、先人の知恵によって編み出された工法ですが、最近、降雨時には古川の側溝満杯状況になる。旧屋代線以西は。古川の土手(堤)が決壊した場合は、中堰田圃、高梨、村山、八重森、五閑等広範囲な田畑が流されてしまう極めて重要な河川であります。
 大規模な機場設備を使わずして、千曲川に放流できるメリットは非常時の停電や自家発電設備も不要な工法であるが、古川の構造は中堰田圃側の土手に過大な負荷がかかる事を斟酌すると、将来を見越して抜本的な改修計画が喫緊の課題であり改修が必要である。

A 扇状地末端である境沢町内の用水路の降雨時における溢水の解消のための回収について。
◇提言理由:降雨時には私有地に溢水が流れ込むため、側溝の規格を大きくした改修が必要である。私有地を溢水時に遊水池代わりすることは行政的見地からしても許されない。下流地域の一部は改修されたが、引き続いて国道403号までの間の改修により、私有地の溢水は解消される。

2). 教育委員会への提言
@ 市内小学校11校並びに支援学校に在籍する全児童を通じて須坂市の民話・伝説・言伝えの蒐集と蒐集された郷土の文化遺産である民話の編纂。
◇提言理由:核家族によって稀薄になる家族の絆を斟酌すると、故郷の文化遺産と言うべき郷里の民話等の消滅や廃れが懸念されます。喫緊にSTVや須坂新聞社の協力を得て、故郷の民話等の蒐集と活字若しくは映像で後世に受け継ぐ事業が必要であります。

A 墨坂中学校校庭の南側と百々川に挟まれた荒廃地の取得をされたい。
◇提言理由:墨坂中学校の良好な教育環境を堅持するため。

B 教育委員会関係の部課を旧郡役所に移転すべきである。
◇ 提言理由:東庁舎に押込められている教育委員会並びに部課職員の意識の高揚を高めるためにも、教育委員会の地方自治体における位置付けのためにも、組織は寄せ合い所帯であってはならないため。

3). 須坂市の平成23年度事業の評価結果と市長への具申内容。
@【行政改革推進事業】拡大事業として予算執行された
   行政改革推進事業については来年度予算において、
   改善・効率化し継続されたい。

A【地域活性化事業】 新規事業として予算執行された
  地域情報発信事業については来年度予算において、
  改善・効率化し継続されたい。

B【農業小学校運営事業】 継続事業として予算執行された 
  信州すざか農業小学校豊丘校については
  来年度予算において、拡大されたい。

C【工業振興事業】 新規事業として予算執行された
  創出支援事業については
  来年度予算において、現状維持を保たれたい。

D【商業振興事業】 拡大事業として予算執行された
  わざわざ店等開設支援事業については
  来年度予算はにおいて、改善・効率化し継続されたい。

E【新サービス産業事業】新規事業として予算執行された
  フルーツスイ―ツフェスタ開催事業については
  来年度予算において、改善・効率化し継続されたい。

F【介護予防二次予防事業】 縮小事業として予算執行された
  二次予防事業対象者の把握事業については
  来年度予算において、拡大され推進されたい。

G【ごみ減量・再資源化事業】 拡大事業として予算執行された
  不法投棄対策の強化については
  来年度予算において、改善・効率化し継続されたい。  

H【博物館管理運営事業】 新規事業として予算執行された
  まゆぐら改修事業については
  来年度予算において、改善・効率化し継続されたい。


○今回の9事業の評価においては何れも縮小や廃止すべしとの評価はなく、総合的に判断しても平成23年度決算認定は当然の帰結であったと感じます。


3.
【議会運営委員会】
  先進市行政視察として、亀山市・四日市をお訪ねし学びました。

 須坂市議会運営委員会委員は、10月15日三重県亀山市を訪問しました。亀山市議会の取り組んだ「市議会基本条例による市民との意見交換の場の設置、反問権、議員相互間の自由討議、議会改革推進会議の現状」をつぶさに教えを乞うためのものでした。

                亀山市議会HPへ

 翌、16日一行は、三重県四日市を訪問しました。四日市市議会が取組んだ「市議会基本条例」と「通年議会を採用」するに至った経緯と通年議会のメリットとデメリットを学びました。

                四日市議会HPへ

 【視察を終えてのまとめ】
議会で大切なのは採決における可決なり否決の結論ではなく、個々の議員が議案に対しての調査研究を尽くし、議会の場で結論を導き出すに至る経過で、どのような理由付でこの議案に疑義を感じ、この議案が可決され、市長部局における予算執行なり条例執行が如何様に市民益につながるか。この議案を成果ならしめるためにどんな思考を為し、且つ質し得たか。己の真摯な思いを託して発言をし意思表示をしたか否か。人気取りのために私情に流されることはなかったか。信念を貫いた理論建てであったかが最も大切な議員としての責務であると思います。言い換えれば「自ら反(かえり)みて、縮(なお)くんば、千万人といえども吾れ往(ゆ)かん」の心意気をいつも持っているかと申せます。

 議員の集合的機関である議会は、徒に公開度を競うのではなく、議会の可視化に議会は即ち市民の市政感心度と相対的なものであり、お任せ民主主義感覚の市民が多数な市では、議会改革推進など望むべくもなく議会制民主主義などありえない。ぬるま湯感覚の市民が多数占めている市であれば、そんな市は議会も所詮ぬるま湯議会でしかありません。これこそ私が主張する議会と市民の相対関係です。

 然らば、市民の代弁者たる議員は、憲法の条文を少なくとも百回は音読すべきです。専門書で無くても少なくも、憲法入門の類書を十分に読みこんでから、憲法の課題を掲げるべきです。刑事課題然り、広く民事に関する課題亦然り。断片的クイズ的法知識を振りまわされても、法の大義を解していない者との討議なり討論は法律論でなく、クイズの回答を求めるレベルであって、何ら市民のための利益を得る討議が尽くせません。憲法を一度も読んだことなく、統治論や憲法の基本原理を論じることは極めて危険なことであり、的を得ない徒に引っかき回すことに喜びを感じることであっては、とどのつまり暴走議員になってしまいます。



4.
【市民からの陳情取次】

1).  生活環境課

@ 市内仁礼町福沢地籍の山中に放棄されている、古タイヤ等の産業廃棄物を除去されたい。或いは地主若しくは借地人が所有権を主張するならば、借地人の責任で放置状況を止め、適正なる処分を進めるように行政指導をされたい。



5.

【佐藤壽三郎の自主研究】


    地方議会が抱える課題:反問権の是非について

    本文は、こちらです。
2012年10月31日記す


6.
【第8回4会派議会報告会を開催しました。】

 須坂市議会内の4会派は10月5日(金)午後6時から、須坂市シルキーホールにて凡そ40人の参加をいただき、第8回4会派合同市議会報告会を催しました。

 定刻に4会派世話人代表として佐藤壽三郎議員が、開演のあいさつで、参加者の皆さんにお礼の言葉と、市議会4会派が自主的に、定例会閉会毎に行って来ている議会報告会も数えて8回を数えることを感謝し、この報告会では4会派の議員が日ごろの議員活動において、どこに疑問を持ち、この疑問の解決のために、どの様な手立てや議会内の手続きを踏んだか。そのことが結果的に、如何様に市民益につながるのか等をご報告申し上げる意図をもった報告会であり、今後もあり続けたいと訴えました。

 第1部は、9月定例会の報告として、平成23年度一般会計・特別会計・企業会計認定の総括。9月定例会一般会計補正予算の争点の解説。次いで9月定例会で審議された、@MV22オスプレイの低空飛行訓練中止を求める請願。A須高地域への特別支援学校高等部設置を求める請願。B新たな教職員定数改善計画の着実な推進と教育予算の増額を求める請願3件の審査と顛末について報告しました。

 第2部は、平成23年度に予算執行された須坂市の1200に登る事業の内から9事業をピックアップし、事業の掲げる目的に対しての @事業の必要性、A公共妥当性、B費用対効果、C緊急性そしてD事業の成果を総合的に評価したものを順次発表しました。(審査結果は前掲ご参照)

 第3部は、 講演の部として演題を「教育委員の任期を終えて」、講師は前須坂市教育委員会委員湯本由美氏(長野市出身・東京理大卒、旭ヶ丘小PTA副会長。平成20年10月1日〜24年9月30日まで市教育委員会委員)が、4年前に教育委員就任にあたり「今の子たちに、豊かな原風景を持たせたい」抱負と就任してみての現実の乖離やジレンマ。いじめ問題における、子どもの自己肯定の必要性。先生方の自己肯定の必要性。学校運営のあり方等を教育委員としての活動を通した眼で語られました。

 湯本教育委員はPTA推挙の教育委員であられましたが、1期ではもったいないとの市民の声があります。参加者から盛大な慰労の拍手が湧き起こりました。
 
 第4部 市民の広場として参加された市民の皆さまから次の意見が出されました。
  松沢氏(上八町)水資源の重要性と最終処分場問題について。
  田子氏(春木町)個性ある須坂市の発展について。
  北澤氏(大谷町)適正なる開発行為手続きがなされているかの疑義について。
  宮川氏(上八町) 青少年育成を阻害する不良図書の不法投棄問題について。 


 【総括】第8回議会報告会は予定時間を15分ばかりオーバーして、盛会の裡に終わることが叶いました。ご参加賜りました関係各位、膨大な資料の提供や作成等に携わって下さった皆さんに心より御礼を申し上げます。今後もより良い須坂しを構築するに市民、行政、議員の和音を大切にしてまいりたいと感じた報告会でした。



7.
【北信3市議会議員研修会】

 長野県北信3市(飯山市、中野市、須坂市)市議会は、平成24年10月26日、須坂温泉古城荘に、中央大学大学院教授 幸田雅治先生を招聘し、市議会議員を対象とした「議会改革の中での議員の役割及び議員活動のあり方」について研修会を開催し、3市議会議員はこぞって講義を受けました。

講義の要旨は・・・
1).地方自治法抜本改正についての考え方」(案)地方行財政検討会議(H22年12月)について。
  ○地方議会の意義について。

2).地方議会制度について
  ○国会議員と地方議会議員の比較。
  ○諸外国の議員報酬体系について。
  ○議員報酬を決定する要素について。

3).地方議会議員の位置付けの明確化に関する重点要望(抜粋)
  (平成19年10月 全国都道府県議会議長会)の解説。
  ○地方議員の諸活動(平成19年地方自治法改正の考え方)について。
  ○地方議員の諸活動(平成24年地方自治法改正の考え方)について。
  ○上記2点における現行と改正後の相違点について。

4).政務調査
  ○政務活動費を充てることができる経費の範囲について。
  ○政務調査費に関する裁判例について

5).議会権能の充実・強化を求める緊急要望(平成22年1月21日)全国都道府県議会議長会【抄】に関して。
  ○通年議会についての考え方について。
  ○会津若松市議会 議員の議員活動調査について。
  ○外国の地方議会の審議実態について。
  ○地方議会改革の取り組みについて。
  ○地方議会の役割は何かについて。
  ○議員の職責・職務について。

6).地方議会改革の方向性について。

【講義を聴講して】
 地方議員の自主研究の弊害は、県内に法学部のある大学がないために、畢竟、知識の修得や入手は行政に関する情報誌やインターネットサイト、新聞・TV報道等に頼らざるを得ない。この学習手段は議員にとって、個々の能力の違いもあることから温度差のある情報の収集となる。この学習手段は片務的な情報収集の欠点として、どうしても偏向的で独善的な分析に陥り易い。その点、大学の教授が自ら地方の市に出向かれて、最新情報や現在の主流なものの捉え方や判例等に及ぶ講義の機会は、その意味では立体的で総括的見地に立たれた解説や、受講の中で解消できなかった質問もでき、質疑応答によって得る知識が疑問を解消することが出来る。講義時間は僅か90分であり大学における授業の1講義時間に過ぎないが、この充実した講義が地方の議員の資質を向上させることに通じる。願わくば2日間位の時間をかけて、この須坂で集中講義を開講してもらう計画をし、教授の講義を終日受講したいものである。地方議員は貪欲な知識欲はあるが、中々体系的な知識修得の機会に恵まれていないのが実情である。

 その意味でも本日の講義は、これを補充するに余りある有意義な時間を得た。特に講義中に教授がさりげなく議会の可視化を述べられたが、「議会改革とは市民に対する議会の意思決定までの過程の可視化である」と日ごろから主張する私の自論が裏づけされたことであった。先日も先進地である中京圏の市を視察した折、研修を終えて僅かな時間職員と意見を交わす機会を得たので、私は「議会改革の核心は議会の可視化を図ることと思っている」趣旨を語ると、その職員は「議会の可視化?なるほどね・・・」と意外な返事であったが、須坂市議会は全国の市議会のなかでも、議会改革は先覚市である位置にあると自負しているが、体系的知識に基づく思考ではなく、つぎはぎ的知識の披歴や亜流なものの考え方や奥行きの無い改革を唱えることは許されない。不易流行ではないが時流に押し流されない遠望した真の二元代表制と議員の職責・職務の充実を図るために更に努めたい気持ちである。須坂市の意思決定機関の一員として、一番大切なのは市議会議員としての「市民のために」はたらく矜持と言行の責任をもつことに他ならないと聴講しながら感じた次第です。

8. 【 お知らせ 】

第16回佐藤壽三郎の市政報告会のご案内


 『佐藤寿三郎議員活動報告会』を、三木正夫市長をお招きして、下記のとおり開催いたします。どうか参加されまして、今の市政や議会の動きを直に感じられますように、茲にご案内申しあげます。


1. 日  時   平成24年11月18日(日) 開場:午後1時15分
 
2. 会  場     境沢町公会堂
3. 内  容
  講演の部   午後1時30分〜3時

1) 「三木市政の進捗状況と須坂市の財政課題等について」
講師:須坂市長 三木正夫 氏

〇市長3期目に市政の進捗状況と須坂市の財政課題等を具体的に語っていただきます。           講演30分

2) 議員活動報告  報告者:市議会議員 佐藤壽三郎

〇この1年間の議員活動と議員として抱く須坂市の課題についてご報告いたします。             講演30分 


4.参加資格 どなた様も市政・議員報告会には参加できます。
5.駐車場 ドリームモーター須坂様のご好意で、墨坂中学校通り沿いの駐車場がご利用できます。当日、案内板を設置します。



11. 【北信濃鏡】
10/1市内巡回 /2境沢町地蔵尊 /3四会派合同会議 /5第8回4会派議会報告会、懇親会 /6議会報告会整理、メルマガ配信 /7湯治 /8境沢町運動会 11/湯治 /12市民相談 13/メルマガ配信、論文整理 /15議会運営委員会亀山市視察 /16議会運営委員会四日市市行政視察 /17論文整理〜19自主研究 /18メルマガ配信/19湯治 /21竜の里須坂健康マラソン /22市民相談、行政相談、4会派下打合せ /23行政相談 /24市民相談、湯治 /25会報編集、自主研究 /26 4会派打合せ会、北信3市議員研修会 /27市民相談、メルマガ配信、FAX版配信 /28議会報編集 /29市長と4会派意見交換会、慰労会、市民相談 /30森活委員会総会・現地視察、月報印刷、i意見交流会 /31月報配布、市内巡回、陳情取次


今月号は佐藤壽三郎メールマガジン Vol.450 〜Vol.453 をまとめたものです。
平成24年10月31日

編集:発行人 須坂市議会議員(新自由クラブ)佐 藤 寿三郎
須坂市墨坂南1丁目(境沢町)