秋空や まけんと蒼(あお)き ヘブンかな 壽茶
佐藤壽三郎の議員活動報告詳報 |
ことぶき月報(No.109) 2007年10月号 |
終世書生気質:千曲のかなた をご覧下さい。 |
1. | 【9月定例会のあらまし・その2】 |
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1) | 本会議の概要報告 | |||
本会議は9月5日再開され、事件決議3件、条例3件、決算認定10件、補正予算9件、意見書5件、請願2件を、それぞれ原案とおり可決し閉会しました。 |
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2) | 経済建設委員会での分割審査結果 | |||
◆ | 平成19年10月16日於:湯っ蔵んど 参集範囲:経済建設委員会委員6名、議会選任農業委員3名、農業委員会局長、議会事務局書記。 T.議会選任の農業委員からの活動報告と意見交換会を開催。 U.報告内容 ア. 永田栄一委員:須坂市民農業大学校、遊休荒廃地解消対策、夜の園芸、 須坂の貴重植物等の取組みについて。 イ. 西澤えみ子委員:農業後継者部会の活動報告。後継者の花嫁の仲立ち を農業委員会で行う計画の実施について等。 ウ. 三木由紀子委員:西澤委員が行った農業後継者部会の説明の補足説明。 V.意見交換 ア. 議会選任農業委員が二人同じ部会に属することは、活動範囲を狭める こととなりやしないか。 イ. 花嫁紹介事業の具体策について。 ウ. 米作りの危機的状況を、どのように捉えておられるか。 エ. 市民農業大学修了生の就農率について オ. 農機具の貸し出しと新規営農者の農機具保有状況について 外、予定時間をオーバーしての意見交換が盛んに行われ、その後、懇親会を開いて更に意見を絞り込みました。 【私評】流石に、議会から付託された議会選任農業委員は、委員会内でそれぞれの部会長に就かれて、農業委員の使命を遺憾なく発揮されている報告内容に、一味違う活動をされていると感じました。 議会と直接話せる立場におられるを十分に理解されて、より市民のため、営農者のための政策提言をされる農業委員であって欲しいと感じました。 |
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5) | 長野地区農業共済事務組合 | |||
@平成19年10月17日 於:サンパルテ山王(長野市)に出向。 T.全員協議会の報告と協議事項 ア. 被害状況報告 イ. 9月定例会の開催について ウ. 専決処分の報告承認について エ. 平成19年度農作物共済、果樹共済、畑作物共済及び園芸施設共済に 係る無事戻金の交付について。 オ. 平成18年度長野地区農業共済事務組合会計決算の認定について。 の原案のすり合せ。 |
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7) | 議会活性化委員会 | |||
@ 平成19年10月12日 於:議会第3委員会室 T.協議事項 ア. 決算特別委員会の総括 イ. 今後の検討事項について ウ. その他 A 平成19年10月22日 於:議会第3委員会室 協議事項:決算特別委員会の総括 その2として、分割付託、委員構成、 決算説明、総括質疑に拘わる意見交換をしました。 |
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8) | 須坂市都市計画審議会 | |||
@ 平成19年10月10日於:本庁舎305会議室 T.審査事項 ○須坂都市計画区域のうち産業廃棄物処理施設の用途に供する 建築物の敷地の位置について。 U.出席者 ○委員20名が出席 V.審査に関する疑義
等を質した後、全員異議なくこれを認めました。 ※文中、青色部分は私の発言内容です。 |
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10) | 議員研修会(強制)報告 | |||
@ 平成19年10月10日於:小布施町 T.須高市町村議会議員研修講習会 U.研修テーマ「小規模自治体の現状と地域再生の課題」 V.講師:長野大学教授・大野 晃 氏 |
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写真:熱弁をふるわれる大野教授 |
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W.講義の要旨
【私評】 ○学者はとかく高齢と共に陥る自己陶酔の弊害が聴講していて些か苦になった。講義時間の1/3は自慢話に費やした。自慢話を全て無意味とは言わないが、度が過ぎるとこれは聴講生にとって拷問だ! ○教授は集落を自治体と定義付けておられるが、自治体の定義は些か誤謬があるのではないか。自治体が包含する一部の自治会(都会で言う町内会)が機能を失うことを意味するものと思われる。 ○教授が言う、集落=自治体とは捉え難いのではないか。 明治の初期に7万を越える集落(地籍で言う「大字」である)が、日本にあったと言われている。しかし全ての小字が集落を形成していなかった。急斜面の山や水のない荒野は人が住めなかったし、現在もすんでいない小字は沢山あります。 ○例えば、私の住む大字小山は、南原 東谷(県民グランド辺り)、臥竜山、小山山崎(富士通辺り)、穀町、北原、臼屋(竜ヶ池あたり)、上中下(市博物館あたり)、桜井、天神堂、夏目原(小山小学校辺り)、小山金井原(須坂高校辺り)、土手下、屋部、屋部前、屋部浦(勤福センター辺り)、前河原、屋部下、長辻、森上(森上小学校辺り)、八幡浦、八幡、八幡前、境沢、仏施、舞台、中堰、入河原(墨坂中学校辺り)、助四郎(元・塩川ゴルフ場辺り)、蒔田、源田、布田、高梨、ザラメキの34の小字名で分けられていました。私が少年時代までは、この小字の内、人家が全くなかった地籍が沢山ありましたが、今は殆んどの小字に住宅が建っております。 ※カッコ内は凡その位置を知るために記入しました。 ○教授のプロフィ―ルを拝見するに、環境社会学、地域社会学が専門であられるが、講義の後半は、盛んに政治・経済に入られ、果ては統治論まで及ばれたが、些か蛇足とも思える内容と思えた。 ○これはさて置き、環境社会学、地域社会学を俯瞰されての、教授が言われている集落の崩壊を何とか食止めねばならない警鐘については、議員活動において得がたい研修の機会であり、時間を割いて受講するに値する有意義な講義であったと言える。教授並びに関係各位に感謝を申し上げる。 |
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A 平成19年10月24・25日 三浦市研修視察を実施しました。 三浦市と須坂市とは昭和49年3月25日に姉妹都市を締結。爾来、息の永い良好で質の高い交流が、議会、職員間、商工会議所に留まらず、民間ベースも含めて培って来ています。両市間の交流は小学生から老人クラブまで様々のようです。 議会は2年毎に、相互の議会がお互いを訪ねあって、両市の親交を深めている。今年は須坂市の訪問番であったこともあり、市議会議員全員(監査を除く)並びに議会事務局スタッフ一行は、24日早朝三浦市に赴き、午後2時過ぎに三浦市に到着した。 議員同士の意見交換会は、三浦市議会が既に立ち上げている、予算・決算委員会の権能、組織、運用等について説明を受けた。その後、意見交換の時間を持ち、予定時間をオーバーして盛んに意見交換を行いました。 |
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写真:三浦市議会との意見交換会の模様 |
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翌日は、洋上視察並びに城ヶ島を訪れて、2年後に須坂で再会することを約して、東名中央道を乗り継いで須坂に戻りました。 | ||||
写真:城ヶ島大橋の橋脚の側に建つ白秋詩碑 |
2. | 【私の議会外議員活動報告】 |
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1) | 市との協議 | |
@平成19年10月11日 教育長、教育次長とスポーツ競技全国大会等出場激励金について協議しました。 A平成19年10月18日。教育委員会に出向き、教育長、次長、広田文雄国体選手、小職でスポーツ競技全国大会等出場激励金授受の簡略化について協議をしました。 |
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2) | 市・自治会等公式行事への出席について | |
@ 平成19年10月7日。境沢町区民運動会に参加 A 平成19年10月21日。於:県民須坂運動広場 第19回健康マラソン全国大会は、早稲田大学競走部招待選手(佐藤真理恵選手・兼橋志帆選手)と萩原健司メダリストを招聘して、競技選手凡そ2,300名、ウォーキング出場選手凡そ400名の参加を得て、秋晴れの絶好の条件下に執り行われました。来賓として出席。今年は年少者の参加が際立って目立ちました。 |
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3) | 泉小路活性化の会 | |
@ 平成19年10月2日。於:上町公会堂 会議事項:都市計画道路八町線(穀町・上町・北原町)整備に係る懇談会 T.整備についての考え方。 U.質疑等 V.今後の進め方について話し合いをしました。 |
16.北信濃鏡 10/7境沢町区民運動会 /9都市計画審査会、須高市町村議会議員研修会 /11教育委員会、行政相談 /12議会活性化委員会 /13市民相談 /14市民相談 /16農業委員会委員意見交換会 /17長野地区農業共済事務組合全員協議会 /18市民相談、教育委員会 /19行政相談 /20市民相談 /21竜の里マラソン、行政相談 /22議会活性化委員会、有志議員懇談会 /23長野地区農業共済事務組合総会 /24・25 三浦市行政視察 /26教育委員会 /27保健補導員制度50周年記念式典 /28長野県総合防災訓練 |
今月号は佐藤壽三郎メールマガジンVol.252〜Vol.256をまとめたものです。 |
発行日 平成19 年10 月30 日 編集:発行人 須坂市議会議員 佐 藤 寿三郎 |
須坂市墨坂南1丁目(境沢町) |