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會報ことぶき 月報(No.97)2006年10月号

(須坂市議会議員佐藤寿三郎の議員活動詳報)


佐藤壽三郎 市議三期目を目指して立候補すると表明!

  後援会会員の皆様の温かなご支援を宜しくお願い申上げます。


 
 平成18年10月1日午後2時より、「第8回佐藤壽三郎市議会議員活動報告会」に引続いて18年度の後援会総会を開きました。参加者は凡そ100名で、平成17年度事業報告、平成18年度事業計画案が承認されました。席上、「緊急動議」が提出され、「市議会議員三選に向けての所信表明をされたい」旨の要請に応えて、佐藤壽三郎議員は、来年2月の市議選に三期目を目指して立候補すると表明しました。
更に議員活動の提唱として、

 ○地方分権時代に呼応した市議会を確立することが須坂の自治を守ること。
 ○中心市街地の復興を図り雇用の場を図る。
 ○須坂の子弟は須坂が育てる教育を提唱し続ける。
 ○ぬくもりのある福祉を目指す。
 ○小さな市役所を構築する。

等の構想を明らかにしました。

○来賓、村石正郎県議、長野県行政書士会会長、境沢町区長外三役、墨坂神社氏子総代、泉小路活性化の会、宅建業協会須高支部役員、元上町区長、境沢町若葉会会長外多数の皆さんが激励のあいさつをされ、後援会総会に華を添えられました。

○小坂憲次前文部科学大臣、若林正俊環境大臣より「祝詞のメッセージ」が寄せられました。


1. 【議会のあらまし】

2).総務文教委員会関係(委員長)
平成18年10月13日 於:第4委員会室

報告事項1:須坂市が発表した職員の処分規定(職員の交通事故等に係る処理及び処分規定)の内容について、総務部長並びに総務課長から説明を受けました。


 須坂市職員の過去10年間の酒気帯び運転等の事案は2件でしかないのに、なぜ県内19市の中で先んじて一番厳しい処分規定にいたのかの質疑と、議会に報告も無くて信濃毎日新聞に12日掲載されたことへの議会を軽視したことに関する意見が集中しました。総務部長は、新しいルールづくりに対応したいと述べた。

報告事項2:災害時における協力に関する応援協定概要について。

○須坂市が長野県理容生活衛生同業組合須高支部(74店)、長野県美容生活衛生同業組合須高支部(85店)の2者との間で結んだ応援協定について。

○須坂市が市内大手8スーパーマーケット
 ・イオン潟Wャスコ須坂店
 ・慨・S・V西友須坂店
 ・潟}ツヤ須坂西店
 ・潟Aップルランド須坂日滝店
 ・潟Aップルランドデリシア須坂井上店
 ・叶シ源須坂・長野東インター店
 ・須高農業協同組合 Aコープすこう店

と締結した物資供給及び駐車場の提供業務について。


3)−1.議会運営委員会(委員)
@ 平成18年10月11日。断続的に数回の委員会を開く。
協議事項:北朝鮮の核実験に対する抗議声明文の作成について 
⇒ 推敲を重ねて清書を全員で承認


3)−2.全員協議会
 @平成18年10月11日。於:議会第4委員会室
開会目的:北朝鮮の核実験に対する抗議声明の周知。⇒ 報道機関に発表


4)会派代表者会議(自由クラブ代表)
@ 平成18年10月11日。於:議長応接室
招集目的:北朝鮮の核実験に対する抗議声明についての是非について
 ⇒ 実行決定。


5)須坂市議会定数等改革検討委員会(委員)

 @ 平成18年10月3日。於:議会第3委員会
    協議事項:

予算・決算特別委員会の設置について。
特別委員会の設置目的と設置によってもたらされるメリットについて討論しました。
先例の見直しについて。時代感覚と乖離した議事運営について4点に亘って討議をし、先例の見直しをしました。
今後のスケジュールの調整。

 A 平成18年10月26日。議会第3委員室
    議題:1)予算・決算委員会の設置について
        2)会派制の充実について
        3)議場を市民に開かれた議場について
        4)政務調査費用について。

6)須高広域消防運営協議会(役職:委員)
@ 平成18年10月17日於:須坂市消防本部
A 会議事項:消防本部における人件費の負担について。
【4月24日から6回の市町村助役会議が開かれ協議が重ねられてきた。協議結果は、@本部通信指令員6人分の人件費(実績金額)を、均等割5%、人口割95%の負担割合で3市町村が負担する。
B 小布施町、高山村から要望のあった激変緩和措置として、両町村については平成19年度は@で算定した金額の2分の1を、平成20年度からは全額負担とする。

※このことにより、須坂市は平成20年以降は、最低でも年額凡そ1145万円の負担軽減が図られることとなる。これは須高の大きな行政のバリアを取り崩した会議内容といえる。


7)議員研修会等
@ 平成18年10月6日 於:チャオルの森(高山村保健福祉総合センター)
須高市町村議会議員研修会
T.分水嶺・毛無峠の自然と風土:講師・青木広安氏。
U.小串鉱山の歴史:講師・黒岩喜一郎氏

【講評】毛無峠から東(群馬県側)の地帯が、仮に硫黄が大正五年に発見されなかったら、恐らくはこの一帯は原生林として今日まで「上州・信州の秘境」として時を過ごした地域であるが、硫黄鉱床の発見により俄然脚光を浴び、北海道硫黄鰹ャ串鉱業所として昭和46年6月の閉山まで、日本中に硫黄を供給し、須高の経済の一翼を担った足跡は事実である。


 硫黄が原油精製脱硫技術により、回収硫黄が生産されることにより、硫黄価格が下落したことが閉山の要因であったということであるが、原油の高騰が甚だしい昨今、硫黄鉱山の再開操業も視野に入れる必要があるのではと講義を聴きながら感じた次第。

A 平成18年10月26日。議会第4委員会室。

研修会科目 
  1)政治活動及び選挙運動について:県選管職員
  2)「地方自治体はどう変わっていくか」

     講師・長野大学教授 安井幸次先生

講義内容:1 平成の大合併・第1ラウンドの結果。

講義内容:2

平成の大合併と地方自治体の課題。
T.都道府県の合併を超えて「道州制」の具体化が進められる。

U.行政改革の一層の推進として目指される。

V.「三位一体の改革」による地方交付税の削減下での財政改革が求められる。

W.狭域自治と「行政と住民の協働」「地域協働」が重視されるとする。

【安井幸次先生に私からの質問】
質問1.  統治論として、地方自治体こそ「議院内閣制」の方式、議会の中から市町村長を選出し、各部長を首長から選出された議員がその任に就き、地方自治体を運用してゆくことは考えられないか?

質問2.  統治論として、政治は地方に精通した人の積み重ねが国政に反映しなければならない手立てとして、長野県の19市の市長は職名で県議会議員を兼務し、全国の都道府県知事は、職名で国会議員(参議院議員)を兼務する。議会は直接選挙される議員との混成議会となる。
このことによって県政や国政に真に実情を把握している人が議員となれるので、政治の歪みや実情との乖離か解消された政治が期待できないか?

  ○安井教授から明確な回答が2問とも得られませんでした


8)森林・林業・林産業活性化促進議員連盟


@平成18年10月11日 議員連盟の総会を開催
 協議事項:平成17年度事業計画報告並びに決算についての承認。
      平成18年度事業計画案並びに予算案の承認。

 その後、研修地として長野県林業総合センター(塩尻市)に会場を移し、「森林の間伐について」の研修を受けました。


2. 【私の議会外議員活動】

1).市との協議

@ 平成18年10月4日午前9時半。於:須坂市文化会館・メセナ小ホール。

 須坂市戦没者追悼式が挙行されました。市長以下市三役、来賓、遺族代表、市議会議員、区長、民生委員、遺族、市民等で総参加者は凡そ200名。

 三木市長の式辞の後、全員で黙祷、代表者の追悼のことば、全員による献花がなされ、平和への誓を新たにしました。

A 平成18年10月2日境沢町内の「お地蔵さんの供養」に参加して、住民の安全と安寧を祈願致しました。

B 平成18年10月8日 於:墨坂中学校校庭。

 境沢町第30回区民大運動会が、区民凡そ180名が参加して強風の悪天候にも拘らず催され、区民の連携と親睦が図られた。来賓席で観ていて感じたことは、町内の幼児・小学生の参加が多くみられたことであります。


2).その他

@ 平成18年10月2日 ドリームスクール須坂校(境沢町)の新校舎の落成式に招待され出席しました。
A 平成18年10月5日 「鴨鍋を味わう会」に参加し、旨いので3杯も食べました。
B 平成18年10月16日。須坂市議会側世話人として、小布施町議との有志議員研修会について関係者と打ち合せ。
C 平成18年10月19日。泉小路活性化の会の10月期幹事会と講演について役員と協議。
D 小布施町議との有志議員研修会を開催。
平成18年10月25日。
於:須坂市議会第4委員会室。

出席議員。
須坂市議:11人。小布施町議:7人

○研修課題 @広域観光のあり方について。小布施町が抱える観光や「うるおいのある美しいまちづくり条例」について、小布施議会議長が発表しました。

○議会改革の取り組みと進捗について。須坂市議会が取組んできた課題を、須坂市議会議長が発表しました。


3.
【自主研究:地方議会と市議会議員】

 須坂市議会は、隣国北朝鮮の核実験は許さないことの抗議声明

 小職は仲間の議員と同道して、平成18年10月11日朝、議長に対して「須坂市議会は北朝鮮が核実験を行ったことに関して速やかに抗議を形に現わすべき」と申し入れをしました。

 このことを受けて議会は、会派代表者会議を急遽招集して「申入れ」を諮り、須坂市議会の意志を確定してから、直ちに1回目の議会運営委員会を開き、臨時市議会の招集を念頭に置いて抗議行動に出ること決しました。

 あわせて「抗議声明文」を推敲し、更に議会運営委員会を断続的に開き、「抗議声明文」を清書した後、議会全員協議会を招集、議員全員に周知を図った後、市議会として報道機関に声明文の発表に漕ぎ着きました。

 以下は抗議声明文の全文です。須坂市議会の心意気を感じてください。




北朝鮮の核実験に抗議し、全ての核兵器及び核計画の放棄を求める声明

 北朝鮮は核実験を行ったと発表するとともに、更なる核実験の実施を示唆している。北朝鮮の核開発・核実験は日本を含む北東アジア地域全体の平和と安全に対する直接の脅威であると同時に国際社会全体の平和と安全に対する重大な挑戦である。北朝鮮の核実験は、北朝鮮に自制を促してきた国際社会の努力を無視するもので、いかなる理由に基づこうとも正当化の余地はなく、須坂市議会はこのような無謀な暴挙を絶対に容認することはできない。



 須坂市は昭和60年の非核平和都市宣言において、世界で唯一の被爆国であるわが国にとって、核兵器の廃絶と恒久平和の実現は、全国民共通の願いであり、最も崇高な責務である。須坂市は、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を全世界に向けて訴えるものである。と宣言した。



 当須坂市議会は、国際社会が求める平和と安全の実現のため、北朝鮮の核実験に強く抗議し、直ちに全ての核兵器及び核計画を放棄することを求めるとともに、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を全世界に向けて訴えるものである。

      平成18年10月11日
                            須坂市議会


6. 【保育園・小・中学校・教育委員会関係】

@平成18年10月9日午前9時。於:須坂保育園

「須坂保育園・秋の運動会」に招待を受けましたので出席。連日の悪天候のため順延・順延で3日遅れの開催でした。

 小布施園長総指揮の下に全園児の体操、競技、リズム(遊戯・集団演技)を観覧しましたが、脚本にない想定外のハプニングの連続に観客は大喜び。園庭には笑いが渦巻き喝采の拍手の連続でした。

 全園児の数より観客数が凡そ三倍も多いのが特徴の保育園の運動会ですが、こころ和む一時を過ごすことができました。議員として数多の招待の中で「出席して良かった」と感じる内容のものでした。




A平成18年10月15日於:県民須坂運動広場第18回竜の里須坂健康マラソン全国大会が全国から凡そ2,400人のランナーを集めて執り行われた。

【来賓・ゲストランナーは次のとおりです】
○小坂憲次前文部科学大臣、荻原健司参議院議員、村石正郎、永井一雄の両県議、議長以下多数の市議、須坂警察署長、相澤区長会長が出席されました。

○ゲストランナーとして 荻原健司参議院議員、早稲田大学競走部女子選手5人。


【講評】議員になって今回で8年間見てきていると、一時期は参加者が落ち込みどうしたものかと憂慮するときもあったが、関係者の尽力によって息を吹き返して来ていると感じます。

 出場者に漏れなく連絡をとっていること。フルマラソンでなく健康マラソンに徹していること。記録至上主義でないこと。早大峰の原合宿所の縁で、毎年早稲田大学競走部が招待選手を送り込んでくれること等が参加者の定着につながっているのではないか。



9. 【会派自由クラブ】

@平成18年10月19日 於:議会内会派室
   協議事項:秋の会派研修についての課題について。



15.
 【後援会から】 お問合せのある
の書き方について

       士(さむらい)のフエは一吋(インチ)と覚えてください



16.
【北信鏡】10/1 議員活動報告会・壽会佐藤壽三郎後援会総会 /2 ドリームスクール須坂落成式。地蔵尊祭礼 /3定数等改革等委員会 /4須坂市戦没者追悼式 /5 鴨鍋囲む会 /6 須高市町村議員研修会 /8町内運動会 /10須坂保育園運動会 /11議員研修会 /12墨坂中学校 /15竜の里マラソン /16議長と協議 /17須高広域消防運営協議会 /18教育委員会 /19会派会議 /20市民相談 /21市民相談 /22行政相談 /23市民相談 /24教育委員会、泉小路活性化の会 /25市民相談、自由クラブ、小布施町議との研修会 /26議員研修会、定数等改革委員会、市民相談 /27市民相談、行政相談・市民会議 /28 市民相談 /30市民相談



発行日 平成18年10月29日 
        編集:発行人 須坂市議会議員 佐 藤 壽三郎

         fax 026-245-5673 Tel 026-245-0050
     須坂市墨坂南1丁目(境沢町)