正月や 数え数えた 幼き日 壽茶
會報ことぶき 月報(No.87) 2005年12月号 |
(須坂市議会議員佐藤壽三郎の議員活動詳報) |
1. | 12月定例議会のあらまし |
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1) 12月定例議会は11月30日〜12月16日まで開かれ、事件決議21件、条例9件、補正予算8件、請願1件、意見書9件を可決し閉会をしました。今議会の一般質問では、私を含めて12名の議員が市政を質しました。 ![]() ![]() 質問1.子どもたちの安全に関わる問題について (1)児童・生徒の登下校時における通学路の安全確保について (2)真田町(上田市)との峰の原高原児童の教育事務委託について 【質問背景】治安の崩壊なのであろうか?痛ましい事件が繰り返される。資料では「児童の登下校時の途中」が一番危ない。須坂市でこんな事件が起きてたまるか! 須坂市峯の原高原地区の児童・生徒20名は、「区域外通学」として、学ぶべき仁礼小、東中学ではなく、小県郡真田町の菅平小中学校で学んでいる。通年、菅平高原への車の通行が可能になった今も行われているが、峰の原の保護者は「諒」とするが、「峰の原は須坂であることを失念している」のではないか?峰の原の児童・生徒は須坂或いは小布施町、高山村を含めた地域の隣人や友人を幼い時に培うべきでなかろうか? |
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質問2.市道の整備に関わる問題について (1)国道406号と市道高梨小山線の三叉路について (2)市内の交差点の信号設置状況について 【質問背景】高梨神社前の国道と市道の三叉路は、市民にとって極めて利便性が高い市道であるにも拘らず未整備である。この三叉路交差点の改良こそが急務と言える。 |
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質問3.ぬくもりのある市政を目指すために (1)動物園。文化施設の入園・入館料の無料措置を撤廃することについて 【質問背景】財政難を理由に、お年寄りに『受益者負担』の法理を持ち出し、現行の60歳以上無料を全廃し有料とすることに異議あり!労わりこそ大切ではないか! |
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質問4.健康福祉に関して (1)養護老人ホーム「寿楽園」への補助金施策について (2)インフルエンザ「新型」の備えについて (3)予防接種の不手際について 【質問背景】@養護老人ホーム「寿楽園」が民営化されるにあたって、須坂市が出捐する補助金は2億円にものぼる。「もらい徳を許さない」ための足かせを質す! A 日野小学校で生じた予防接種の際の不手際は、未だ全貌が霞んでいる。医療行為は、即人間の生命に関わる問題であることから、予防策をきっちりと質したい。 |
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質問5.農政に関わる問題について (1)農水省が策定した「食料・農業・農村基本計画」について 【質問背景】この基本計画は国策事業と言える。この計画の実行により日本の農業はどのように変わるのか?須高区域の農家にどのような影響があるのか? ※私の一般質問全文はこちらに登載されています。(2005年12月7.8.9.10.11日付 コラム:千曲のかなた) |
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◆◆今議会に提出された意見書と私の政治姿勢◆◆ |
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@ 出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律改正等。⇒ 賛成 A 保険で安心してかかれる医療等。⇒ 賛成 B 看護職員の大幅増員を求める等。⇒ 賛成 C 在日外国人無年金者の救済等。 ⇒ 賛成 D 児童扶養手当の減額等。 ⇒ 賛成 E 千曲川河川改修。 ⇒ 賛成 F 個人所得課税における各種控除の安易な縮小を行わない等。 ⇒ 賛成 G 真の地方分権改革の確実な実現等。 ⇒ 賛成 H 議会制度改革の早期実現。⇒ 賛成 |
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2)−1.議会運営委員会 |
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○平成17年12月8日午後1時半〜。第3委員会室 1. 意見書について @ 真の地方分権改革の確実な実現に関する意見書 ⇒ 同意 A 議会制度改革の早期実現に関する意見書 ⇒ 同意 B 千曲川河川改修に関する意見書 ⇒同意 2. 陳情書の取下げについて ⇒ 了承 ○平成12月16日 午前9時〜。」第3委員会室 議題: @閉会中の継続調査申出について A追加議案等について B本日の議事日程 C意見書の取りまとめ ◎議会制度改革の早期実現に関する意見書 ⇒ 採択に承知 ◎真の地方分権改革の確実な実現に関する意見書 ⇒ 採択に承知 |
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2)−2. 全員協議会 |
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○平成17年11月30日。第4委員会室 午前9時〜 議題: @諸報告 A12月定例会の会期について。 B本日の議事日程及び議案の取扱について。 C報告書(損害賠償額をさだめる件)の説明。 D広域連合議会等の報告について。 (長野広域連合議会。須坂病院運営協議会。 須高行政事務組合議会。長野地区農業共済事務組合議会) ○平成17年12月16日断続的に開催 議題:@議会運営委員会のABは重複。 A政治資金規正法改正について B須坂市名誉市民について C組織改正案について。 |
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3).会派代表者会議 |
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平成17年11月30日 議長控え室 @ 須坂市名誉市民について |
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4).総務文教委員会関係の審査結果 |
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平成17年12月13日午前9時〜 議会第4委員会室 ◆付託案件 T.事件決議2件 U.条例4件 V.補正予算1件 W.陳情4件を審査。 @ 峰の原の児童・生徒に対する上田市への教育事務委託について。⇒ 原案とおり A 県内地方公共団体の数の増減について。⇒ 原案とおり B 須坂市が締結する長期的継続契約について。⇒ 原案とおり C 須坂市美術館等文化施設への高齢者の入場料に無料撤廃案件について。⇒ 原案とおり D 市職員の給与に関する条例について。⇒ 原案とおり E 須坂市火災予防条例の改正について。⇒ 原案とおり F 一般会計補正予算第5号のうち所管事項について。⇒ 原案とおり 【但し、D市職員の給与に関する条例について】平成17年12月1日が施行であることから本会議を中断して、委員会を開会し審査をした結果、「原案のとおり可決すべきと決し」、引続いて本会議を再会し、本条例1件を上程、委員長報告、質疑、討論ののち簡易採決によって可決いたしました。 @ 平成17年12月1日 現地視察 視察先と目的 T.墨坂中学校体育館建設工事現地に赴き、工事の進捗状況を確認 する。来年1月下旬に竣工式が行われる予定。 U.菅平小中学校給食室、体育館、特別室を視察。 峰の原高原地域の子弟20名が、須坂市の仁礼小学校、東中学校 に通わず、真田町立菅平小中学校に通学していることにより、須 坂市が校舎等の整備に分担金を出捐することによる委員会の所管 視察。 A 平成17年12月1日 第3委員会室 T.13日に行う委員か審査の次第の確認。 U.12月定例会に提出された「陳情の審査」の下調査。 |
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5). 須坂市議会定数等改革検討委員会 |
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○第12回 平成17年11月28日午前10時〜。第3委員会室で。議題:議員の報酬について。各会派がこの3月に提出している「議員報酬」についての増減の意思を確認する。大切なのは「議員報酬の定義」について委員会として討論すべきである認識に立って、このことの資料・調査意見を持ち寄って討議することに決した。 ○第13回 平成17年12月8日午後3時半〜 第三委員会室 議題:議員報酬について。 議会費用は相対的に総額で削減されなければならないが、議会の機能は議会制民主主義制度が法に依って布かれている以上、与えられた使命をまっとうすべきものであって、等閑の心をもって議員を務めるようなことは寸刻も許されないとする私を筆頭とする考え方の議員と、市議会は片手間で十分であると考える議員とで対立している。 議会の究極の使命は「権力から市民の自由を守る」ものであると思う故に議員の保障が必要であると考えます。 ○第14回 12月19日午後1時半〜 第3委員会室 協議事項:議員報酬について。各会派の考え方を再確認。 |
2. | 【私の議会外議員活動】 |
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1).市との協議 |
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@ 11月25日 市内小学生の登・下校時における安全確保の確実性を教育委員会に再確認。 A 11月25日 建築確認虚偽申請の有無について建設課に確認。⇒地方事務所所管のため須坂市は把握出来ず。 B 11月25日 町内会への寄付行為の法的制限に就いて市総務部に照会。 |
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2).その他 |
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@ 11月26日 会報ごとぶき11月月報を発行・配信。 A 11月27日 故政治家平沼騏一郎氏が戦前に高甫村(現在は須坂市)に来られたことを記した「村史」が創刊されたので、平沼赳夫代議士へ贈呈したが、何らの便りが無いことについて、地元関係者より相談を受ける。 B12月2日。上町公会堂。泉小路活性化の会:平成17年度研修会。 C 12月17日 会報ことぶき12月号を発行・配信。 |
3. | 【自主研究:地方議会と市議会議員】 |
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11月20日開会されました「議員報告会」の写真レポートが、こちらです。 |
16. |
【北信鏡】11/25行政相談 /26市民相談 /27 会報発行、市民相談、/28定数改革等検討委員会 /29会派月例会。泉小路活性の会 /30全員協議会、会派代表者会議、12月議会開会 12/1現地視察 /行政相談、市民相談 /4市民相談、法要 /5現地調査、市民相談 /6一般質問(5番で登壇) /7一般質問 /8一般質問 議会運営委員会、定数改革等検討委員会 /9福祉環境委員会審査日 /12経済建設委員会審査日 /13 総務文教委員会審査日、懇親会 /14市民相談 市民相談、大日向地権者会 /15 市民相談 /16議会運営委員会、全員協議会、12月議会閉会、市委託清掃協同組合 /18小坂文部科学大臣祝賀会 /19定数等改革委員会 /20須坂保育園、市民相談 |
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発行日 平成17年12月24日 編 集:発行人 須坂市議会議員 佐 藤 壽三郎 |
http://www.zyusaburo.com/ fax 026-245-5673 須坂市墨坂南1丁目(境沢町) |
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