人の運命は 砂丘の風紋の如し 小夜嵐に翻弄され所詮定めなし 人の命亦同じ 壽茶



會報ことぶき 月報(No.75) 2004年12月号

(須坂市議会議員佐藤壽三郎議員活動詳報・概報)


【コラム・千曲のかなた】


人攫(ひとさら)い行為は許さん!(佐藤壽三郎メールマガジンVol.52)

 君は見たか!横田めぐみさんの北朝鮮政府が示した写真を!これこそが北朝鮮が国家上げての「人攫い行為」をしていた将に証拠ではないか!当時12歳のめぐみさんは訳も判らず異郷に連れ去られ、言葉も判らず、一体自分がどこにいるのかも判らず、不安と焦燥で発狂しそうになっている乙女の写真を君は見たか?

 めぐみさんは、「お母さん!助けて!」と何遍も!何時間も!何日も!何年も!声が枯れるまで、嗚咽し息を殺して叫んだに違いない。

 君は同胞日本人として、こんな理不尽な行為を許すことが出来るか?外国人による人攫い行為が、この主権国日本の領土の中で、平然と行われてきた許されざる事実である。こんな卑劣な犯罪を許して来たことを、国家、国民として愧じと感じよう。

 日本は国家を挙げて、北朝鮮に毅然とした態度で臨み、北朝鮮に国家としての責任を求めよう。余りにも拉致された員数が多すぎる。同胞が卑劣な人攫いにあって北朝鮮領土に拘束されている事実が判明した以上、一気に救いだすことが必要ではないのか。

 人の一生は長いようで短い。そして最も大切なのは一度限りの人生である。拉致された同胞の一生も亦然り。国民が涙する行為を、政府が一片の紙面で許すような弱さを北朝鮮に示すならば、わが国の自立は覚束ない。人心は国家を離れ、国家を信用しなくなってしまう。政府の使命は国民の安寧であり、信頼であることを忘れてはならない。



問われる政治的決断!
(佐藤壽三郎メールマガジンVol.54)

 先月23日に発生した「新潟中越地震」は、信越の地域に住む人々にとって大変なショックでした。震源地の住民のやるせない思いは、造って間もない住宅が倒壊したり使い物にならなくなる。建物の全壊か半壊の評価をする前に、要は「住宅として安全に使えるかどうか」の評価をしてあげるべきで、もっと緩やかに評価をして、被災者の窮状を救ってあげるべきと考えます。

 全壊も半壊も震度7の震災に遭えば「用をなさない住宅」であることに変わりは無い。全壊は全額取壊し費用を公費負担してくれて、半壊には補助金を出すでは、住民は納得しない。政府が「激甚災害」と認定した以上、住民が馬の背を分けたようなすっきりしない評価は見直すべきである。市町村の温度差もあってはならない。寧ろ、震災にあった建物を取り壊すことを住民が欲するならば、「激甚災害区域」は一様に「建物の取壊しは公費負担で行う」ことを認めてあげるべきである。区域で捉えてあげることが必要。

 「激甚災害区域」である選挙区選出の政治家は、この非情事態のときに、きちっと住民のために仕事をしてあげることが肝要と心得る。



映画は財布を叩いて観るのも(佐藤壽三郎メールマガジンVol.55)

 二十歳代のある日、日比谷の映画館で「ライムライト」と言うチャップリンの映画を観ました。老いた道化師と人生に希望を失ったバレリーナの悲恋の物語。その中で道化師カラベロは、テリーと言う失意のどん底にいたバレリーナに、「人生で必要なの、夢と希望とそして幾らかのお金」と諭したシーンに感動しました。その後、「テリーのテーマ」を聴くたびにあのシーンが蘇えります。

 30年も前に見た映画ですが、名作は時代を越えてその人の心の中に宿るものですな。東京に出たお蔭で私は多くの映画を観ることができました。封切りはとても無理でしたが、事務所の横にあったハタビルには「銀座文化座」という邦画映画館と洋画の方の館名は忘れましたが、週替わりの映画1本が学生は100円で観れたので結構利用しました。

 話は変わりますが、来年1月下旬に須坂市文化会館で「野菊の如く君なりき」が上映される。原作はご存知伊藤左千夫の「野菊の墓」を木下恵介監督がメガホンをとって、綿内村芳の町(現在:長野市)にセットを設けて須坂周辺をロケ地としてふんだんに取り入れた昭和30年作の名画である。私が小学校2年の時に父に連れていってもらいました。卵型の映像は何故か忘れられない。これとても、映画館で観たから鮮烈に脳裡にあるのでは?

 特に若人は、TVの無料ロードショウも良いが、やはり財布を叩いて映画館に足を運んで、大きなスクリーンで観ることをお勧めする。二十代の青春時代に受けた感動が脳裡に残る度合いは、やはり映画館で観るとの違いではないないかと感ずる故に。



芸とは・・・・・・・(佐藤壽三郎メールマガジンVol.57)

 先日TVを見ていましたら、ある高名な役者が役作りについての入れ込みと、裏腹な演技でした・・・・・・

 彼が演じる役柄は「沓掛時次郎」。ご存知、作家長谷川伸が作り出した股旅小説での架空の人物。舞台設定は下総佐原から、武州鴻巣、上州路そして時次郎の生まれ故郷である信州追分へ帰る筋書き。

 この高名な役者が、劇中で「小室節」(小諸馬子唄)を歌って聞かせる場面があるが、これが単なる歌詞のなぞりで、とてもとても「小室節」とは嘘にも言えない代物であった。稽古場である人がこのことを指摘すると、この高名な役者は「自分流」と言ってのけた・・・・・・

 役柄である時次郎が信州追分で育ったならば、「上手い下手は別として小室節の節回しで唄えるはずだ」と私はこだわる。試しに、女房に「須坂小唄」を歌わせた。将に誰に聞かせても「須坂小唄」の節回しである。序でに「須坂音頭」を所望すると、女房はそれなりに歌って聞かせてくれた。及第点である(因みに、私は須坂市立常盤中学校吹奏楽部出身で、当ブラバンは「須坂小唄」と「須坂音頭」は、得意中の得意な演奏曲であったことをお断りしておく)。

 ここで言いたいことは、役者が本当に役づくりに苦心するならば、演出家や脚本家が、時次郎が「小室節」を唄うことによって、時次郎が信州に育ったことを、観客にそれとなく知らせる効果を狙っていることを十分に理解していないのでは。この高名な役者は「小室節」をちゃんと唄える(このこと自身が実は演技)努力をすべきではないかと言いたいのである。

 信州追分育ちの時次郎を演ずる役者は、「小室節」の節回しで、観客に唄って聞かせる処に、この劇の価値がある。この小さな事だが大切な「聞かせ部分」を疎かにして、「自分流」で歌うと言うことは、「うそ唄」を観客に聴かせることであり、信州生まれの時次郎ではないこととなる。この場合「自分流」、は到底芸とは言えない。単なる音痴だけの話である。

 「小室節」の「うそ唄」を聴いた途端、彼の演じる沓掛時次郎の興味が失せたのは、きっと私ばかりであるまい。



一般質問はクタクタになります
 (佐藤壽三郎メールマガジンVol.58)

 一般質問は正直言って疲れます。3日間も延べ自分も含めて18名のやり取りを聞かなければならないことは、見方によっては、これは拷問とも言えます。

 一般質問のテーマを決め、調査と資料の吟味、そして起案と目まぐるしく事が進みます。そして質問当日、一般質問の発言時間は30分。どの議員も行政(市長)に提言と市政を質すことに苦慮しますが、これは議員に許された機会であると言えます。自分の持ち時間は適度な緊張もあり、あっという間に過ぎて終了します。

 一般質問を終えて、自宅に戻るとクタクタでとてもPCに向かう元気が出ません。議事堂で8時間も椅子に座り続ける重労働が心身ともに疲れるからです。自席で雑誌を読むとか等のことをするのならば、苦痛にもなりませんが、発言議員の「一般質問通告書」とにらめっこで、発言議員と市長とのやり取りをじぃ〜と黙って聴いていることは・・・・・・・・・

 一般質問の最中は、情報収集も出来ず、漸く一般質問も終えましたので、三日ぶりに机に向かうことが出来ました。ふと気が付くと、信州は寒さが一段と厳しくなり外気は僅かに2℃。いよいよ手を擦りながら春をじぃ〜と待つ信州の昔ながらの越冬です。



言いたい放題は、言論の自由ではない!(佐藤壽三郎メールマガジンVol.59)

 師走は釣る瓶が滑車を滑るが如く、一日からズウズゥズズズズズズと加速をまして日暦が目まぐるしくめくれ、気が付けば早今日は17日。今年も残りが少なくなりました。
さて、議会のこの1年は、高山村との合併に開け暮れた感があります。賛成派、反対派が各々の持論を展開、結局は各々の市村が自立することに決しました。

 政治は司法と違い、どちらも郷里を思う心、住民の安寧を思う心や願いは一緒の筈。であれば、どちらが正しいか否かとは、決して言えません。五十年後或いは百年後の子孫が評価するのが政治と心得ております。

 短絡的に、如何にも私は行政プロであるとの奢りからか、自分の意にそぐわない陣営をこきおろす論者もおりますが、政治とは竹を割るような訳には行きません。言えることは、物事を決するにどの位真摯であったかが問われるのではありませんか。



1.【2004年12月定例会のあらまし

1).本会議関係
@ 須坂市12月議会は、12月1日招集され21日閉会されました。

【当定例会で可決された補正予算の概要】

一般会計(補正予算第3号) △2,684万8千円
福祉企業センター特別会計(補正予算3号)  1万4千円
峰の原水道事業特別会計(補正予算3号)  5 千円
下水道事業特別会計(補正予算第3号) 22万3千円
農業集落排水事業特別会計(補正予算第3号) 6千円
介護保険特別会計(補正予算第2号) 6,958万5千円


   須坂市12月定例会で可決された請願と私の姿勢

政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出も求める誓願 ⇒ 賛成
人権侵害の救済に関する法律の制定を求める意見書提出に関する請願 ⇒賛成
自衛隊派遣を延長せず、すみやかな撤退を求めるい意見書提出の請願 ⇒賛成
教育基本法の理念を生かすことを求める国への意見書採択の請願   ⇒賛成


  須坂市12月定例会で可決された意見書と私の姿勢

政府米の備蓄を充実させる意見書  ⇒ 賛成
自衛隊のイラクからの早期撤退を求める意見書 ⇒ 賛成
教育基本法の理念を生かすことを求める意見書 ⇒ 賛成
人権侵害の救済に関する法律の早期制定を求める意見書 ⇒ 賛成


【論説:議会に提出された請願に対する私の基本姿勢について】

 請願は、憲法第16条で保障された、国民が国政に関する事項について、希望を述べる権利でありますが、歴史的背景と役割を鑑みる時、現在の国民主権主義を謳う日本国憲法下では、表現の自由に対する保障が確立されていることもあり、国政参加の途を広く開いていることから、請願権はその重要性を失ったとも言われております。

 然しながら、我々は請願権を子孫のためにも、放棄するようなことはあってはなりませんし、市民の皆様が請願権に基づいて、国政に対してものを申す請願書を、議会に提出されることを重く受け止め、請願の内容が明らかに公序良俗に反するものや市民益を損ねる内容で無い限り、そして私の政治信条と相容れない場合を除いては、少数の意見であっても一党一派の意見等の柵を排除し、私は議会の請願採択については、原則として賛成する姿勢を採っております。

 須坂市民の皆様は、どしどしと請願を議会に提出されまして、大いに国家に対して参政権を行使されますようにご期待をしております。

A 須坂市議会12月定例会日程。

一般質問: 12月 7日〜9日
委員会現地視察 : 12月10日
委員会審議・経済建設委員会 12月13日
 ・総務文教委員会 12月14日
     ・福祉環境委員会 12月15日
合併問題等研究委員会 12月17日
本会議再開:最終日 12月21日


2).議会運営委員会

@ 11月15日(月)午前9時より第3委員会室にて

協議事項は、

1).台風23号災害復旧予算の専決処分についてであり、総額3千622万9千円です。主な内容は

 @福祉課:相之島保育園関係53万2千円。
 A農林課:ごみの除去、樹体洗浄・消毒等283万円。
   機場関係処理費等349万2千円。農道・林道関係の復旧費650万円。
 B建設課:市道復旧費770万円。
 C教育委員会・体育課:福島スポーツ広場復旧費1,513万2千円。
 D消防署:土のう用砂、袋補充費43万円。
   尚、12月議会で補正予算として537万5千円。
   平成17年度当初予算で6千786万円を計上するとのこと。


 小職は、「これから降雪時に向かうのに、福島スポーツ広場復旧を何故に急がねばならないのか。市民の理解を得られないのではないか?」と質すと、総務部長からは「ゲートボール場の利用者から早急に直して欲しい要請がある」とのこと。高齢者は則を忘れたか!


2).新潟中越地震で延期された議会運営委員会の行政視察について。視察項目を再検討して1月中に実施することを了承。

3).一般質問の議場内時間表示器設置について。12月議会より1基をSTVカメラの脇に設置する。

4).議会報100号を記念号として企画することの承認。

5).議会報編集委員会を特別委員会に昇格させる。

6).議会改革特別委員会の立上げ準備。

7).合併等特別委員会の解散手続等を何れも承認。

各会派で意見統一することを確認し散会しました。


A 11月24日午前9時より開催されました。
協議事項は

1)12月定例議案について。承認9件、事件決議6件、補正予算8件の上程見込みを確認。
2)12月定例会の会期日程:12月1日から21日まで
3)招集日の議事日程及び案件の取扱い:原案承認
4)市議会すざか編集委員会の特別委員会昇格案件について:了承。
5)定数等に関する委員会(仮称)の設置について:各会派の意向調査票が出揃うなかで、各会派が再度検討をし、正副議長がタタキ台を出す。
6)行政視察について:原案とおり承認。
7)平成17年度海外視察について:希望者がいるか調査すて検討をする。
8)一般質問の通告日を12月1日午後4時とする。
9)その他  
A).広域連合会議等の報告について。広域議員が市議会との合議をせずして現行は広域議会に出席しているが、議決案件が極めて重大な課題を抱えた場合には、代表議員だけで決することはおかしいと感じる。広域議会に出席する前に、須坂市議会の全員協議会のなかで議案の合議をするべきであると小職は提唱しました。

B).市議会事務局に「議案調査課」を設置して住民の議会への申出でを積極的に後押しする担当を設けるべきと小職は提唱しました。5)に絡めて協議されることとなりました。



B 平成16年12月8日午前9時より議会第3委員会室にて。
協議事項:追加議案について。その他の議案:関連質問の定義について再確認し、議運の委員長が全員協議会で周知を図る


C 平成16年12月17日午前11時半より 議会第3委員会室にて。
協議事項:ア)合併問題等研究特別委員会の廃止の取扱いについて。イ)全国市議会議長会の意見書提出要求の取扱いについて。ウ)海外視察の要望の調査結果について=要望無(但四平市への訪問費用2名分は盛る)。エ)紫雲寺町への行政視察について。役員改選後に委ねる。


D 平成16年12月21日午前11時 議会第3委員会室
協議事項:ア)追加案件について イ)本日の議事日程 ウ)会期中の継続審査の申出について。オ)議員定数・報酬等の委員会設置に関する検討事項について。
カ)委員長の選出は2期議員間での調整に任されたい。キ)議長・副議長の任期を1年とするように改められたい。ク)議会報編集委員会を特別委員会に昇格することの疑義(政和会)


3).会派代表者会議
@ 平成16年12月9日一般質問終了時に議長応接室。議題:人権擁護委員候補者の推薦について

   ●自由クラブ会派代表付帯意見:人権擁護委員は名誉職ではありません。

 人権擁護委員は市長の推薦と議会の同意で決せられます。人権擁護委員が名誉職であった時代は、この須坂では終りにしたい。少なくとも市長は、委員候補者を複数提出し、議会が候補者と面接できるようにしなければいけないのでは。履歴書だけでその人の評価など到底出来ない。況してや人権感覚がどの程度のものであるかが重要なのでは。人権擁護委員の制度に期待を寄せる故に、人選は慎重にと主張しました。



4).総務・文教委員会関係


 現地視察について
@平成16年12月10日午前9時より、防災行政無線(森上小学校)のシステムと操作⇒福島・相之島排水機場の故障ポンプの検証 ⇒相森中学校:障害者専用トイレ改修工事の予定箇所の確認 ⇒須坂小学校非常放送設備工事予定の現状把握 ⇒高甫小学校体育館改築工事の進捗状況を検分

 須坂市補助金見直し案について
  須坂市補助金等検討懇話会は、平成16年10月8日、市に対して9項目の補助金の見直し方針案をまとめ、45件の個別補助金の見直し案を報告した。

 信州すざか農業小学校豊丘校開設要領について
   須坂市教育委員会生涯学習課は、「子どもたちの健やかな成長に欠かせない自然・体験活動不足の現状を憂慮し、子どもたちにたくましい精神力、想像力等を身につけさせるため、総合的な体験活動の場として、年間を通した農業小学校」を平成17年4月にモデル校として開設する。

「須坂市スポーツ振興計画」が示される
  須坂市市民スポーツ懇談会は平成16年11月5日付にて、教育委員会に「須坂市スポーツ振興計画」を示した。



12月定例会における各部への小職の提言

【消防本部・消防署へ】
1.広域消防における町村の負担金の明瞭化と徴収について、徹底すべきである。
2.同報系防災行政無線の消防署の位置付けとそれに見合う設備の充実をすべきこと。
3.消防の広域化、県単一化を図る重要性を認識すべき。
4.費用が係る消防無線のデジタル化の疑義を国に訴えるべき。


【教育委員会・学校教育課へ】
1.前島君訴訟は、早期に和解を図るべし。
2.墨坂中学校体育館改築計画の実現を図れ。
3.相森中学校身障者トイレの新設に同意。


【教育委員会・生涯学習課へ】
1.成人式を日曜日(連休の前日)に行うことの市民要請の実現。


【教育委員会・体育課へ】
1.須坂海の家の利用券を無制限にすべきである。


【総務部・庶務課へ】
1.系防災行政無線の消防署の位置付けとそれに見合う設備の充実をすべきこと。
2.同報系防災行政無線は、雨天時に使えない。
3.庁内の喫煙所の設置を2箇所にすべきである。
4.「委員会のおける調査研究」の法的効果についての疑義について。
5.職員の酒気帯び運転の始末について。


【議会事務局へ】
1.委員会担当職員が市長部局と接触する場合の、身分格付けについて。



5).須高行政事務組合議会
 12月20日午後4時 第3委員会室、松川苑利用料の是非について。


6).全員協議会

@ 12月1日午前9時より議会第4委員会室にて開催された。
    報告事項

1).諸報告:議会に関わる9月定例会閉会以降分

2).12月定例会の会期を12月1日から21日までの21日間とする。

3).初日の議事日程及び議案の取扱いについて

4).議案等の説明
 @承認第8号〜第16号を井上助役、丸山総務部長から説明を受ける。

5).広域連合議会等の報告について
 @須高行政事務組合議会:善財議員が為した。
 A長野地区農業共済事務組合議会:浅野議員が為した。
 B長野広域連合議会:古谷、北沢議員が為した。
 C県立須坂病院運営協議会:植木議長が為した。

6).平成17年度海外視察について:希望者の存否の確認をしてから、議運で再協議。

7).その他:一般質問は3分前の予告鈴を従来どうり鳴らす。


A 平成16年12月8日午後1時より、議会第4委員会室にて。
報告事項:追加案件について。
その他の議題:議会運営委員長より、「関連質問」の心得についての周知


B 平成16年12月21日午後1時から議会第4委員会室
報告事項:追加議案、本日の議事日程、人権擁護委員候補者の推薦、ペレットストーブについて、下水道への灯油流入事故、組織の見直し、信州大学と須坂市との連携、養護老人ホーム寿楽園の経営移譲に伴う経過、湯っ蔵んどあり方懇話会等


7).合併問題研究委員会

 平成16年12月21日本会議で廃止が採択され解散しました。


2.【私の議会外議員活動】

1.人権侵害救済法の早期制定を求めるための学習会
  11月25日、会派市民21の善財、岩田、渡辺の各議員と会派自由クラブの植木議員、佐藤壽三郎議員の5人は、部落開放・人権政策確立要求須坂市実行委員会の役員らから、「なぜこの法律が必要なのか」「なぜ制定を急ぐのか」の請願趣旨の説明を直接受け、その後質疑応答をし、法の早期実現に議員として努力することを約束した。その後、全会派で請願を紹介議員とすることで支持がまとまった。

3.【論説・地方分権時代のもたらすもの】


議員生活は暇がない。
 1年というサイクルが、確かに365日であることは観念として解かります。しかし人間は不思議と1年を長く感じる年とそうでない年があるようです。左様に、一年は歳をとるたびに短く感じてなりません。

 平成11年2月に市議会議員になってから、生活パターンが二十歳代に戻りました。定例会のある3月、6月、9月と12月は凡そ1ヶ月間開かれますが、この都合4ヶ月は禁足でどこにも行けません。この定例会を乗り切るための自主研究の消化期間が、定例会の前々月と前月である、1、2月、4、5月、7、8月、10、11月であると言えます。資料等の収集整理と読み漁りの日々。その間に行政視察や現地視察に出かけたり、市民相談等の処理をしたり、本業である行政書士の執務をこなす。更にPCに向かい「政局」とにらめっこです。

 そんな議員活動のなかで、メルマガは情報収集・整理の副産物として生まれました。地方分権時代に、須坂の情報をくまなく知ることも大切ですが、それは地元紙須坂新聞に任せます。地方議員とて国政の政局に興味を大いに持つべきと積極的に取組んでいます。考えてみれば、前述のとおり、僕にとっては議員活動の内容は二十歳代の受験時代と何ら変わらない生活パターンです。ただ違うのは、本人の努力の結果を問われる筆記試験と、しがらみに弱い有権者の地縁・血縁のふるいとも言える選挙で試される違いでしょうか。

4.【自主研究・私の12月議会一般質問項目】


第1.新潟中越地震の対応について
 (1)須坂市の被災地に対する支援について
  @ 被災地住民の宿泊・入浴施設の便宜についてとその成果について
  A その他の中越地震における須坂市が為した支援とその成果について。


第2.須坂市の危機管理について
(1)須坂市に被害を及ぼした過去の地震災害について
  @ 過去の地震災害の研究はなされているのか
  A 新潟中越地震規模の地震にみまわれた場合の、市の対応について
(2)台風23号における市の対応について
  @ 災害対策本部の設置と組織の機動について
  A この度の相之島地籍等の水害は人災との指摘について
  B 須坂市の河川と機場の能力の限界について
(3)りんごのひび割れ被害の対応について



第3.広域消防について
(1)広域消防の費用負担について
(2)小布施分署、高山分署との定期的な会合は、どのような内容で、年何回, 持たれているのか。
(3)通信システムがデジタル化されるメリットと通信機材等の買換えの投資効果についての疑義
(4)国の単一、或いは県単一の消防組織の構築構想について


第4.福祉行政について
(1)今後の福祉行政について
(2)養護老人ホーム寿楽園について


第5.須坂市の治安について
(1)警察白書にみる「地域社会との連帯」についての市の役割について
(2)警察白書にみる「地域の安全確保に必要な活動」に対する市の取組みについて


 

8.【トピックス69町区】

1)長野刑務所の定員200人増

 長野刑務所(須坂市)は、来年三月に収容定員を現在より二百人多い八百三十五人となる。犯罪の増加や刑期の長期化を背景に、全国的に定員を上回る刑務所の収容が問題になっており、法務省が全国で進めている増改築の一環だ。(信毎11/30)

12.【お寄せ頂いた会員の声】


1) 成人式のとらえ方

 市民の皆様より、「成人式は連休の連日に行って欲しい」要望が寄せられた。理由は「月曜日だと、メセナに出かけて半日、自宅するや否やもう帰京する準備で、人生の大事な記念日が台無しである。成人式の日はせめて実家に泊まって欲しい」とのこと。このことを受けて、小職は総務文教委員会で改善の要望をすると、消防団の出初式が日曜日を動かせないらしい。当事者間で調整を図るよう再度要請しました。二十歳時点で同級生の男子の7割は県外に居た経験からも、成人式のために帰省することを思うと、市民の声もわかります。
13.【注目の報道記事から】

 県警、暴力団や薬物一元化
 県警は一日付で、治安回復を目指して、来年度、暴力団や薬物銃器、外国人犯罪対策を一元化する「組織犯罪対策課」を刑事部に設置。来年度以降、多くの警察官をパトロールに充てるため交番相談員や警察安全相談員の増員を目指す。

 須坂市と信州大学との連携協定
 相互の発展に資するため、資源及び研究成果等の交流を促進し、産業振興・人材育成・文化振興等の分野で連携し、協力するために当事者は協定書を締結する見込み。


15.【後援会】平成16年度総会・市政報告会は盛会に終える



 平成16年度壽会佐藤壽三郎後援会総会と佐藤壽三郎市政議員活動報告会には、凡そ100名の皆様が参加下さいました。当日は地元境沢区の区役員の皆様や区民の皆様のご出席も多数頂き、今年も盛会のうちに議員活動報告会を納めることが出来ました。心より御礼を申し上げます。


1. 県政報告:村石正郎県議会議員の「田中知事の県政4年間の分析と評価」

2. 市政報告:佐藤壽三郎議員の「全国から行政視察が殺到するようになった、
  須坂市議会の議会改革」

3. 市政運営:三木正夫須坂市長の「改革に向けた須坂市の挑戦」


出席された後援者からの講評:
A氏=講演は、言わば実務者とも言える議員や市長の話であり、迫力と現実味が感じられ、話の内容も興味が湧いた。話される時間が短いから来年はもっと長くしてください。
B氏=選挙が近いと顔を出し、選挙が済むと出席しない国会議員などは、来年から呼ばないで欲しい。
C氏=参加者の顔ぶれが定着していることが何よりです。
D氏=今日は愉快だ。人生愉快がいい。




【北信鏡】11/16 市民相談 /19後援会総会準備 /20市民相談 /21後援会総会・市政報告会 /会派協議、市民相談、議員研修会、市民相談 /23市民相談 /24議会運営委員会、市民相談 /24人権学習会 /25後援会 /27市民相談 /30市民相談3件 12/1全員協議会・議会運営委員会・議会開会 /2質問作成 /4菊城流踊納会 /5市民相談4件 /7〜9一般質問 /13県選管 /14総務文教委員会 /15行政懇談会 /16市民相談 /17 合併等特別委員会、林活委員会、議会運営委員会、委託清掃組合 /18市民相談2件 故田中陽子儀通夜 /19故田中陽子儀葬儀 /20総務文教委員会、須高行政事務組合、行政懇談会、/21市民相談・陳情同行、議会運営委員会、全員協議会、議会閉会、合併等特別委員会懇親会 /22行政相談 /23市民相談


発行日 平成16年12月26日   編集:発行人 須坂市議会議員 佐 藤 壽三郎
fax 026-245-5673 Tel 026-245-0050 須坂市墨坂南1丁目(境沢町)