静けさや 議員報告 意気高し  壽茶(じゅっちゃ)

             
      会場は真剣に聞き入る人で、蒸しかえっているが、異様に静かだ。

會報ことぶき 月報(No.49) 2002年11月号後半
(佐藤壽三郎市議会議員活動概報) 3版


第三回 国政・県政・市政報告会の紙上再現版講義録特集号



  1.  
     
    第三回国政・県政・市政議員報告会は、11月24日午後1時より須坂市境沢町公会堂におよそ100人の市民を集めて開催された。この「議員報告会」の特色は、国会議員・県議会議員・市長(助役)、弁護士が、市議会議員佐藤壽三郎が開く定期市議会報告にご来場いただき、来賓の美辞麗句の祝辞にかえて講師になって頂き、国政を唱え、県政の進捗を紹介し、市政の課題を訴えるところに特色があります。佐藤議員は予め後援会会員より講師に対しての「聞きたい要望」の取りまとめをして、このことを各議員にお伝えして、それを議員が講義に織り交ぜて答えて頂く形をとっています。

     いつの日かこの須坂に「須坂法科大学」を設立する。須坂の子弟は須坂が育てる究極は、都会に出なくても須坂に法律を学べる大学を持つことです。子弟は大学を終えるまで須坂でゆったりと育てられ、やがて全国に、世界中に羽ばたく。壮大な夢ですがきっとかなえられるでしょう。

      
    1時限  若林正俊参議院議員による国政報告


      


               若林先生(講演時間 40分)

    近日中にロシアを訪問するが、その目的は何か。北朝鮮のミサイル、イラクの核についての国際情勢。

    小泉総理大臣を巡る国内情勢について。税率問題について。例えば800兆円の預金の6割は、60歳以上の人で持っていること。不良債権は処理されるべきであるが、その具体策について。

    拉致問題は、北朝鮮の理解を求めたアプローチが必要である。感情に流されない処理がなされるべき。

    憲法改正について。改憲のための手続法をまず制定する手筈が進められている。

    無党派層が大勢を占めることの不安と懸念。政治責任がとれない社会の構築は許されない等。外


      
    2時限  小坂憲次衆議院議員は、現在財務金融委員長の公職にあられ、
           シンガポールに出国のため 休講

     岡宮秘書は、「第3回議員活動報告会の盛会を心よりお祝い申しあげます。市政発展の原動力として日々ご活躍の佐藤壽三郎市議会議員さんと後援会の皆様の尚一層ご活躍と御健勝を心より祈念申しあげます。」と挨拶された。

              
          村石県議                  岡宮秘書

      
    3時限 村石正郎県議会議員による県政報告    (講演時間40分)

    浅川ダムの経緯と田中知事の専横としか思えない手法と平成13年度の公共事業のカットによる影響。

    県政会の分裂と群雄割拠の県会。私はフォーラム改新を2期・3期議員7名で設立した。自民党で一番知事に近い会派である。知事とのコンセンサスを取る努力により、先日は朝食会を持ったほどの仲である。

    県の緊急医療指定施設について。高規格道路である松糸(松本・糸魚川)道路計画について。国道19号線木曽路部分の交通事故多発の原因は、大型トラックの輸送が満杯であることが起因だが、はて解決策は?

    県職員3万人の給料の2%カットは仕方ないが、10%,8%,6%カットは社会問題だ。

    県の税収が来年は450億円減収するといわれているが、その考えられる影響について。外


     
    4時限 吉池武須坂市助役による市政報告
         (講演時間30分)


    吉池助役
    総合体育館建設の凍結に至った経緯と現在の市の財政状況。今後の財政運営についての詳細説明。

    住民投票条例制定の要求の対応と法的手続についての詳細説明。

    JBCの須坂への誘致断念。合併問題に関わる市の姿勢についての詳細説明

    来年8月30日開催予定の全日本花いっぱい須坂大会について。

    市が市民の声を聞くために開く会合には、市民の皆様が積極的に参加されるようお願いいたします。外


     
    5時限 佐藤壽三郎市議会議員による議員活動報告
       (講演時間40分)


    ご存知われらが壽三郎さん 熱弁中!
    なぜ、住民投票条例制定案を否決したか。その主なる理由。国民主権主義とはなにか。

    なぜ、住民基本台帳ネットシステムの稼働に反対するのか、その主なる理由。国民の権利義務とは。

    議会制民主主義の復権と構築をなぜ必要とするのか。議員を2名削減した意図はなにか。

    まちに活気を取り戻すことがなぜ必要なのか。市民生活に及ぼすメリットとデメリット。他市の猿真似の排除。

    教育の重要性について。高山中学生の合併の反対69%は一村一校がなせる賜物。天晴と感じる等。

    温もりのある福祉行政について。低額年金受給者が路頭に迷わないように、職を与えるべき手法等

    職員を削減し、あるいは市の公共事業を民営化することがなぜ必要か。その理由。

    これからの須坂と題して、強い須坂。独立・独歩の須坂。幕末に淡く消えた越後長岡藩河井継之助の求めたものは、地方分権時代の今に通じる。それは何か。自主財源の確保のために何が必要か。外


     発行日・配信日 平成14年(2002年)1125

    発 行 人  須坂市議会議員佐藤壽三郎 
         
    発行責任者     壽 會 佐藤壽三郎
    長野県須坂市墨坂南一丁目6番23号