青春の追憶

夢でしか会えない友


最近やけに幼馴染みの夢をみる・・・
この歳になると生死も定かでない友もいる
幼馴染みは男女の境はないものだが
消息がしれないもどかしさはつらいものである

東京時代の友の夢もみる・・・
共に青春時代を駆け抜けた言わば同志は懐かしい
たわいのない在りし日の一コマ一コマが
やけに夢の中で光を放つものとなる

黄泉の世界に逝ってしまった友の夢もみる・・・
早死にした友ほど心を許した友がきである
ビヤガーデンでジョッキを干して
朝まで碁を打ちまくったことも

今では夢でしか会えない友がきよ・・・
いかにおわすか
恙無しやと・・・

2014年3月9日記す