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平成23年7月21日 |
須坂市長 三木 正夫 様
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須坂市議会 |
新自由クラブ |
代表 |
佐 藤 壽三郎 |
無所属クラブ |
代表 |
北 澤 雄 一 |
須坂市民クラブ |
代表 |
宮 坂 成 一 |
共産党市議団 |
代表 |
土 谷 フミエ |
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議 会 対 応 に 関 す る 申 入 書 |
6月定例会一般質問において岩田修二議員が、市長の政治姿勢に関わって議会対応について、「議会開会前に、議会最大会派と執行部との懇談会が3回も持たれている。過去には例がなかったこと。議会の過半数を占める最大会派に対するリーク行為、密室政治ととられかねないのではないか。」という趣旨の質問をしました。
これに対する市長答弁の要旨は、
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常々市議会議員からも政策提言をいただきたいと思っていた。 |
A |
今回は会派からの要望で、当面する諸課題について意見交換を行ったもの。 |
B |
県議会では毎定例会前に懇談会が行われている。 |
C |
機会があれば、市議会議員あるいは市議会会派との意見交換を行い、政策の熟度を高めていきたい。 |
D |
今回は特例的な対応をしたものではないし、リーク行為、密室政治などではない。 |
というものでした。
我々4会派はこの間、開かれた議会を目指して活動を進めてまいりましたが、いまだにその内容は十分とは言えず、引き続き議会内での改革を進めていかなければならないと考えています。
市長は、市長就任以来「徹底した情報の公開」をモットーに行政運営をされてきていると自負しておられますが、今回の最大会派との懇談会については全く意を異にした行為と言わざるを得ません。それは、
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議案確定前での特定な議員との懇談会は、特定な議員の意見反映につながりかねないこと。 |
A |
議案提出後の特定会派との懇談会は、根回しと受け取られ、議会審議が全く形骸化してしまう。ましてや非公開となれば、まさしく執行部と議員が癒着した密室政治の温床になりかねない。 |
B |
地方自治の二元代表制を根本から否定する行為。 |
C |
市議会議員には須坂市の意思を決定する権限が与えられている。そういう意味では市民と議員を同等に考えること自体に大いに疑問がある。 |
以上のことから、市民に疑惑をもたれるような市議会議員に対する行為は厳に慎むよう強く申し入れるものである。なお、政策的な懇談や議論については、公開の場で堂々と行うべきと考える。
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