議長受託演説 : 議会は市民のために何をなすべきか


(平成21年2月16日:第29代須坂市議会議長就任受諾演説の全文です)

 市議会議長 佐 藤 寿三郎

 皆さん、今この平成の百年に一度のこの(経済破綻)時期に、我々自身が5万3千市民の負託を得て、市議会議員としてこの須坂の将来を語り、そして今をいかに救済するかということに奔走されているかと思います。


 立候補に当たって皆さんに申し上げましたけれども、5万3千市民のためには我々は保守もなければ革新もなく、それからこの4年一区切りの議員活動である以上、お互いに力を合わせて、この議会ここにありきというもの(強い意志)を市民に一緒に広めようではありませんか。


 私の尊敬するケネディ大統領は、就任のときに、「国家が何をなすべきかを問うのではなく、国民が国家のために何をなし得るかを自ら問い給え」と述べております。たしか私が高校へ入るか入らないかぐらいの年でありましたけれども、今まさにそのときであります。ある程度の民主主義が(日本に)成熟する中において、最も忘れてはいけないのは、権利の上にあぐらをかいてしまうことであると思います。我々自身は、この意味を込めまして、与えられました(議員の)負託を一身に受けて、(議長として)皆様方とともに須坂市議会を進めてまいりたいと思います。


 その意味におきまして、(私に投じてくださった)皆様方の熱き支援に感謝を申し上げますとともに、今後ともよろしく御指導、御鞭撻くださいますようによろしくお願い申し上げます。

 (ご清聴)ありがとうございました。