梅雨前に 雷鳴りて 面くらい 壽茶


市議会議員佐藤寿三郎の市会だより

後援会會報・ことぶき月報(No.104) 2007年5月号


終世書生気質:千曲のかなた をご覧下さい。


1.
【議会内活動】

2)経済建設委員会のあらまし。

@ 5月8日行政視察についての下打合せ。班構成して行政視察を行うことを確認しました。

A 行政視察を行いました。
    期 日:平成19年5月15日〜17日の3日間

 視察先と視察評価

高崎市: 緩速濾過方式による水づくりの実態。⇒緩速濾過方式は須坂市もやっておりました。緩速濾過方式には広大な敷地が必要ですが、須坂市は坂田浄水場の敷地の拡幅について、周辺状況からしても可能であると思います。

       若田浄水場
         
         

小山市:市民参加による個性的で魅力のあるまちづくり ⇒財政力とは人口と相対関係にあることを見せ付けられました。鉄道の集結地である利点にある小山市は、これからの注目を浴びる市の一つと感じました。

        まちの駅 思季彩館 (しきさいかん)
         

○山形県村山市:クワハウス碁点による地域の活性化 ⇒市民の健康福祉増進のための施設は、施策の思いと住民の利用する思いの乖離を思い知らされた視察でした。

    真下慶治記念美術館


山形県高畠町:住民を主体とした楽しいまちづくり。⇒商店街が連坦していない地方の町が抱える大きな課題とそれを載り切ろうとする住民のパワーとアイデアを感じました。



2.
【私の議会外議員活動報告】

1).市との協議

@ 市民より、介護タクシー乗車券の不正使用と思える行使に対する申し出について ⇒高齢者福祉課は実情の調査に取組。
A 市民より、母子手当等に関わる申し出について⇒福祉課で対応。
B 市民より、建物の滅失登記がなされていない場合の固定資産税の還付申請について。⇒税務課で対応。
C 5月1日 総務課、工業課と民間企業を交えて携帯防災行政無線器(市民ラジオ)製作が可能かについて協議しました。
D 5月2日 生活環境課宛。「リサイクル事業団」の火災現場跡を視察し、近隣住民の苦情の陳情を受け、関係部署と連休明けに協議することの調整。
E 5月7日 「リサイクル事業団」の火災による煙害被害者の陳情に対し、行政で救済が可能か否かを、生活環境課、商業観光課、市民課と合同で対応協議しました。
F 5月18日 まちづくり課、泉小路活性の会幹事とで今後の日程調整。


3).その他
@ 5月10日 泉小路活性化の会幹事会開催。新区長との意見交換会。


  

4.
【自主研究:憲法について】


憲法記念日における各新聞社説のまとめ

 
 3日付の新聞は憲法に関する社説一色でありました。そこで入手した社説をあれこれと整理してみました。

1).社説のタイトルから伺い知る各紙の姿勢!


○憲法60年 議論を国民の手に戻せ:信濃毎日新聞 
○提言―日本の新戦略 憲法60年:朝日新聞
○平和主義を進化させよう 国連中心に国際協力拡大を:毎日新聞
○イラク戦争が語るもの 憲法60年に考える:中日新聞
○憲法施行60年 歴史に刻まれる節目の年だ:読売新聞
○憲法施行60年 日本を守る自前の規範を:産経新聞
○還暦の憲法を時代の変化に合う中身に:日本経済新聞
○憲法施行60年 9条を手放していいのか/平和主義の精神これからも:琉球新報
○還暦迎えた憲法 平和の理念揺るがすな:琉球タイムス


2).社説から窺い知る新聞各社の憲法9条についての考え方

  @ 現行9条の保持慎重派ととれる紙面

○9条の普遍性と其の理念を世界で実現することを目指すのか。米国の求めに応じ、再び戦争ができる国に進めるのか:信濃毎日新聞 

○「平和の理念」を拡大解釈で揺るがしてはならず、そのためにも私たちにはしっかり声を上げる責任がある:琉球タイムス

○国際紛争を解決する手段としては、永久に武力行使を放棄するとの原点に立ち返るべきだ:琉球新報

○憲法にこめられた立憲主義や戦争放棄は、不完全な人間への自覚からの権力やわれわれ人間自身への拘束規定でしょう。その知恵を尊重したいものです:中日新聞

○私たちは、憲法の原理である国際協調主義をどのように「進化」させるかを、憲法問題を考える出発点としたい。日本は日米同盟を重視しつつも、国連中心主義の原点に立ち返る必要がある。:毎日新聞


A 時代に合った憲法の討議が必要と論ずる紙面

○必要だが、北朝鮮問題に対処するために、あわてて改憲する必要があるのだろうか:朝日新聞

○憲法改正の核心は、やはり9条にある。建設的な9条論議が可能な基盤は、ある程度できているのではないか:読売新聞

○集団的自衛権行使を含めて認められると考えるべきである:産経新聞

○政府が憲法解釈で禁じている集団的自衛権の行使を認める場合に、どこまで踏み込むのか。安全保障基本法の検討作業などを通じて、自衛隊の国際貢献のあり方や活動範囲の論議を詰める必要がある。:日本経済新聞



6.
【保育園・小・中学校・教育委員会関係】


@ 5月9日。教育委員会こども課宛:市内の全保育園・幼稚園に設置されている遊具について調査依頼をいたしました。

A 5月10日。須坂保育園を訪ね、遊具の利用状況と使い勝手について、吉沢園長より詳細に説明を受けました。



12.
【お寄せ頂いた会員の声】


がんばってるハッチにご褒美はないのでしょうか?
 

 どこやらのレッサーパンダはすばらしい新居をつくっていただけたとか。
だれの子供か分からなくても 気にもかけず愛妻家のハッチにまたまた子供がその子も分からないとか、なんだかかわいそうですよ。

 機会があれば是非とりあげていただきたい課題です。   ( K夫人)




今月号はメルマガVol.223 〜Vol.224をまとめたものです。

発行日 平成19年5月19日 
 
編集:発行人 須坂市議会議員 佐 藤 壽三郎
fax 026-245-5673 Tel 026-245-0050
須坂市墨坂南1丁目(境沢町)