南洲の  こころはるかや  こぬかあめ      壽 茶    (田原坂にて西郷公を偲ぶ)              

會報 こ と ぶ き 月 報 ( 1 6・初版2000年6月号
   (佐藤寿三郎市議会議員活動・後援会報告)


【小職の6月議会一般質問事項】
@市内の今春高校卒業生の就職状況の実態と救済対策等。
A姉妹都市の将来展望。
B市庁舎周辺の道路整備計画等の提唱。
C原嘉道博士の遺徳を讃える記念館設立提唱。
D地域公民 館の統合整備の提唱。
EA)地方分権時代の中学の在り方。
  B)中学校体育館立替計画について

【都市計画審議会】

  5月31日開催された。審議内容は
      @須坂都市計画道路の変更
      A須坂市都市計画下水道の変更。
☆結 論 @については審議資料不足等の理由で継続審議。Aについては決定。

【中心市街地活性化特別委員会】
 6月19日午前9時より須坂本町通り協同組合、銀座通り商店街・広小路商店街・御蔵町商店街の代表者と議会と行政側を交えて、『市街地の復興に向けての積極的な意見交換と現場視察』をした。「信州すざか蔵の館」に参集し、各商店街の役員先導の下に商店街を一巡の後、横町公会堂にて意見交換をした。

 ☆商店街役員の方々の発言要旨は次のとおり。

 @自助努力に限界がある。TMOが最後のチャンスと思う。
 A蔵の改造同様に店舗の改造にも市の援助が欲しい。
 B活性化には大型店との競合が必要だ。
 C笠鉾会館を核とした以上、市はコンセプト(考え)を一貫して欲しい。
 D田中本家博物館に来た観光客を笠鉾会館まで流せるソフトが必要だ。
 E飲食店が多い商店街のため昼間の活気が無い。
 Fフェニックスプランにより集客を図りたい。
 G市街地の裏長屋は今や荒廃している行政の介入が必要だ。
 H大売り出しをしてもお客が集まらない。
 Iライフライン・ストア−との連携が必要である。
 J三善・西糀屋、カクイチの建物の利用が課題である。
 K山田線の改修は、銀座通り商店街を身殺す。
 L町名の変更は須坂の個性を失う。
 MTMOは万能薬か?

【市と境沢町との行政懇談会】 

  6月22日午後4時より、境沢町の住環境問題・道路行政・踏切問題等8点に
 ついて、公会堂において『市長を囲む行政懇談会』が開催された。当日、市から
 は永井市長、平野建設部長・村石農林課長等が出席。小職、歴代区長経験者、
 区長、副区長、会計以下区役員、婦人会、区民30名程が参加した。

 【永井市長の講演要旨】
  永井市長は境沢町で凡そ20分間市政全般に渡って講演をした。
 内容は
 @区の要望の第1は予算の絡んだ要求である。これらの要望をすべて
  満たすとすれば、市は年間7億円の財源が必要となる。
 A須坂市の財政運用は、県内の17市を比較しても、極めて健全財政で
  あると言える。
  市民税は11.3万円/人で県下で2番目に低い。参考に長野市は17万/人。
  須坂市の借金32~3万円/人である。参考に長野市は55万円/人、飯山市
  は60万円/人。
 B今後も介護保険、子育て支援を推進する。
 C市民が要望する総合体育施設の建設を実現したい。


【建水委員会での小職の発言・提言】
 中心市街地が衰退した最大の原因は、
@農地解放は有ったが、宅地の借地解放が無かったこと。
A都市計画法が馴染まない地方都市にまで、線引きを行ってしまた結果、住宅を求めて住民は未線引きに移住し、結果的に中心市街地は地力を失った。
B中心市街地に集合住宅を建設することは、景観を著しく害し、50年の定期借地は持ち家施策に反する。
C大店舗進出について協調でなく進出反対の一点張りであったことの反省。
D市街地人口を増やすのか、買い物にさえ来てくれればよいのかの選択が必要。

【市民の森整備計画特別委員会】

 6月1日開催。行政側より地区別懇談会における要望・意見等の報告を受けた。

【地方分権】
@地方分権は、目的達成型の政治家による執政が重要である。A国との対等・協力関係を結び、国より税財源の委譲を受けなければ成り立たない(北川三重県知事談。6/4長野放送)。


【政治倫理条例】
 小職の慎重論を黙殺して、6月議会に提出され成立した。


【中央政界通信】
☆今回の衆議院選挙の争点は、@景気回復 A医療福祉 B財政再建等であったが、6月25日の投票結果、長野県第1区は小坂憲次氏(自民)が、127,010票を獲得し圧勝した。次点、金久保喜一氏(民主)81,289票。

【世情の怒り】
☆水連の私情剥き出しは許せん。青春を賭して精進した『千葉すず』の実力・記録を認めろ。


【時事用語】
 『首相指名選挙』 憲法67条の規定により、総選挙直後や内閣総辞職後の国会で、他の案件に優先し て行うもので、国会議員の中から衆参両院の議決で指名する。指名は両院とも記名投票で行い、投票総数の過半数を獲得した議員を指名者とする。1回の投票で過半数を得た議員がいなかった場合は、獲得票数上位二人で決選投票を行う。両院が異なった指名をした場合は両院協議会を開いて協議するが、それでも意見が一致しなかった場合は、衆院の指名が国会の指名した首相となる。



《議員日誌》

5/21速報配信・陳情面談、境沢町墓地管理総会/22町内交通事故対策/24県行政書士会総会(松本市) /27自民党県大会(松本市)/30植樹祭(峰の原)、保守合同会議 31/都計審議会 6/1全員協議会、市民の森委員会 /2水道週間視察・植樹祭 /6議会招集(期日~21日まで) /9行政書士会政治連盟小坂選対(KKS) /10区打合会 /12市・区との打合 /13小坂候補出陣式(国際21)、一般質問で登壇/14全員協議会、一般質問 /15経文委員会 /16建水委員会 /17故田中英一郎元県会議長顕彰委員会 /18小坂候補総決起/19中心市街地特別委員会市内視察・境沢町視察/20全員協議会・開発公社等の決算承認 /21全員協議会、議会閉会 /22KK、境沢町行政懇談会 /23KKS /24陳情協議、KKS、日中友好協会総会/25KKS

           


《會報・市政に対するご意見をお聞かせください。》  
発行日・配信日:平成12年6月26日

発行人 市議会議員 佐藤壽三郎  発行責任者 竹村徹
〒3820098 須坂市墨坂南一丁目6番23号

Fax026-245-5673